こんにちは!
マーケティング、プログラミングコースに所属しています、大阪大学大学院工学研究科修士1回の高室蒼太です。
なかなか珍しい、院生のインターン生です。
私は、未来電子に入社した段階から、プログラミングの開発コースに所属しています。
最近pythonを使っていて、「最初からこうしてたらよかった!」と思うことがあったので、今回はそれについて書いていきます。
□仮想環境でモジュールを管理する!
pythonを始める方の多くはanacondaで始めると思います。
そして、anacondaではcondaで、通常のpythonではpipでモジュールを管理します。
最初の数ヶ月はモジュールを何種類も使うことは少ないですが、勉強やレベルが上がるにつれ、インストールするモジュールの数はどんどん増えていきます。
そして、自分は今月ついに研究室のpcでモジュールを管理仕切れなくなりました。
どのモジュールがインストールできていないのか、モジュールのバージョンと使いたいプログラムとの相性、モジュール毎の互換性など、モジュールが増えるにつれ複雑さが跳ね上がりました。
新しいことを始めるたび、最初のimportのエラーを解決するだけで数時間かかるようになりました。
そして、ついに仮想環境でプロジェクト毎にモジュールを管理しないと無理!となりました。
仮想環境は作るたびに、モジュールを1から入れ直す手間がありますが、必要なモジュールのインストールは数分で終わります。
仮想環境毎にモジュールを管理すると、最初の手間を補って余りあるストレスフリーな開発環境を構築できます。
ぜひ仮想環境を使いましょう。
□pipenvがおすすめ!
とはいえ、pythonには仮想環境の種類が何種類もあります。
anacondaも仮想環境を作れますし、venvというものもあります。
自分がおすすめするのはpipenvというものです。
これはディレクトリ毎に仮想環境を立てますが、その時pipfileというものが作成され、その環境にインストールされたモジュールの情報がまとめられています。
そしてpipfileを共有すると、他の人や、他のプロジェクトで簡単に同じ環境を構築できます。
これは非常に便利です。
もちろんgithubでの共有も可能です。
また、pipenvはモジュールをインストールする際に、モジュール毎の互換もチェックしてくれます。
そして、最適なバージョンをインストールするので、非常に便利です。
□まとめ
今回は、pythonを使う内にどんどん複雑になるモジュール管理を楽にするために仮想環境を使おう!です。
そしておすすめの仮想環境はpipenvです。
なんだかモジュールが増えてごちゃごちゃしてたなと思ったら、全部アンインストールして、pipenvで管理していくと解決できるかもしれません。