2019.9.20

失敗だらけのインターン生活

立命館大学 インターン

山川靖寛


こんにちは

インターン歴16ヶ月目の山川です

久しぶりの学びブログの執筆になります。

 

今回は人事主催の”しくじり共有会”のためのブログになります。

そのためテーマは僕のしくじりについてです笑

 

これまでの人生のしくじりを取り上げろとのことですが、過去の僕のしくじりを掘り返してもあまり面白くないと思うので、未来電子インターン生活でのしくじりにしようと思います。

 

では16ヶ月のインターン生活を振り返りながらしくじりをつらつらと書いていきます…

 

◻︎インターン生活の振り返り

2018年の5月中旬に応募して、ABC課題をクリアして入社したのが6月始め。

そこからいつの間にか16ヶ月も経っていました。

 

16ヶ月の遍歴は

1~2ヶ月目:ライター

3~5ヶ月目:曜日マネージャー

6ヶ月目〜現在:GM(ゼネラルマネージャー)

です。

僕が曜日マネージャーをしてた時はまだマネージャーも執筆をしていたので、5ヶ月間ライティングをして、そのあとプレイヤーから退いた形になります。

その後GMになって11ヶ月も経ってるみたいです笑

これ以外にも途中でプログラミングコースやアナリストを挟んでいます。

最近ではGOuniteチームにも関わらせていただいています。

 

僕のインターン生活はGMになる前となってからの2つに分けられます。

GMになる前にもしくじりはいくつもしてるんですけど、GMになってからに比べたらちっぽけなしくじりなので今回は省略します。

GMになってからはしくじりまくりなのでそこを掘り返していきます…

 

◻︎失敗だらけのGM生活

見出し通りです。

GMをかれこれ11ヶ月もやってますが失敗だらけです。

 

GMの業務について知らない人も多いと思うので軽く説明しておきます。

GMの指標は”納品遅れなし”で、基本的な業務はR@のタスク管理とマネージャー層のマネジメントです。

 

納品遅れをなくすためにはそれぞれの役職のインターン生に締め切りを守ってもらう必要があります。

そのためマネージャー層と面談をしてそれぞれの進捗を管理します。

どこかで遅れが出ている場合はイレギュラー対応としてこちらから直接タスクを割り振ります。

(みなさんいつもご協力ありがとうございます)

 

指標は”納品遅れなし”とただそれだけですが、これが実はかなり難しいです。

納品遅れをしないようにするにはそれぞれの締め切りが守られるような仕組みになっている必要があります。

締め切りを守るという当たり前のことが実はなかなかできないんです。

単純にタスクの量と業務量が釣り合っていなかったり、どこかの部署が正常に稼働していなかったり、急な配属転換だったり理由は様々です。

これらの要因を仕組みで解決していくのがGMの本当の(?)仕事になります。

 

で、この”仕組みで解決”するに当たって失敗の連続でした。

 

GMになってから変更したことを箇条書きしておきます。

・オープンタスクのクライアント名変更

・編集部改革

・マネージャーに編集部業務を任せる

・レギュラーライターチーム作成

・マネージャーの指標変更

・アナリスト改革

・マニュアル改変

・配属条件変更

 

こんなかんじです。まだあった気がしますけどパッと思い出せなかったです。

上記は時系列順ではないです。

僕がGMになってから色々マーケティングチームのことを変えました。

僕がテコ入れする前の原型となるマーケティングチームを知る人は5人くらいしかいないです笑

ほぼ原型を留めてません。

ライター・マネージャー・編集部・アナリストと全役職のあれこれを変更しました。

この過程にいくつものしくじりがありました・・・

 

◻︎組織を変えるのって難しい

ここからしくじり本番です・・・笑

上に書いたように色々な組織変更をGMになってからの11ヶ月で行ってきました。

組織変更に当たってのしくじりは大きく2つに分けられます。

1つ目が課題設定のしくじり、2つ目がコミュニケーションのしくじりです。

1つずつ掘り返します。

 

*課題設定のしくじり

組織を変える理由は組織に問題があるからです。

その問題をあぶりだすことはそこまでミスっていなかったと思います。

その時その時の問題をすくえてたはずです。

しかし、すくいあげた課題をどういう形で解決し、どうなっていれば解決したと言えるのかという解決までのプロセス設計でしくじっていました。

 

課題設定・解決策設定までは最善を尽くしていたつもりですが、その後どうなるか?までを詳しく設定せずに解決策を実行していました。

その結果仮説検証の検証部分が曖昧になり、真の課題解決が行われたのかもふわふわしてしまったことが1つ目のしくじりです。

だいたい毎月何かしらの変更を行っていたのですが、前回の変更の検証が完全にできていない状態で次から次に変更をしてしまったのが問題でした。

前回の変更で取り扱った部分が今回の変更で変わってしまうこともありました。

これでは検証もうまくいくはずがないので、本質的な変革がなかなかできなかったです。

 

*コミュニケーションのしくじり

もう一つがコミュニケーションのしくじりです。

色々な変更をしてきましたが、ほとんどが僕と(相方のGMと)上司で決めたものでした。

僕が現行の組織の課題を吸い上げ、解決策を上司に提示しGOをもらって翌月から実行という流れです。

マーケティングチームのみなさんには、”変更結果だけ”をお伝えしてきました。

これが2つ目のしくじりです。

僕が今の組織にどのような課題を感じ、どういう意図でこの改善案を考えたのかという文脈をお伝えせずに、変更結果のみを伝えた結果、意図しない影響が生まれたことがありました。

他のインターン生からしたらコロコロ制度が勝手に変えられていくという風に思われてたかもしれません。

もちろん変な改変をしていたつもりはなく、全て組織がよくなるように最善は尽くしていましたが。

 

1つ目のしくじりと2つ目のしくじりが合わさって、「この前のあの変更はなんやったんやろうか?」という不信感が生まれたこともあります。

みなさんには大変ご迷惑をおかけしました。。。

 

◻︎まとめ

失敗だらけのGM生活でしたが、失敗から学んだことはたくさんあります。

組織マネジメントなんてことをインターン生のうちから経験させてもらって本当にありがたいです。

これらのしくじりが起きてしまった背景には、「人を変えるのは難しい」という超当たり前なことが抜け落ちていたんだと思います。

マネージャーをやったことがある人なら「人を変えるのは難しい」ということに同意してくれると思います。

組織は人の集合体です。人を変えるのは難しんだから組織を変えるなんてもっと難しいです。

こんな当たり前のことになかなか気づけずにいくつものしくじりをかまして迷惑をかけましたが、そのおかげで良い経験ができました。

これまでは転んでばかりで迷惑をかけたので、これからはしっかり起き上がってお返ししようと思います。

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

山川靖寛