2019.9.24


こんにちは、京都大学大学院M1の前田一輝です。

現在未来電子では、マーケティングチームと、プログラミング学習コースに所属しています。

未来電子に入社して1カ月半が経ちました。

この1カ月半、マーケティング業務やプログラミングの勉強でたくさんのことを学びましたが、中でも大きかったのは、素人意識を持つことの大切さです。

今回は、僕のプログラミング学習での体験談を交えて、素人意識を持つことの大切さについて書きたいと思います。

 

□未来電子に入ろうとしたきっかけ

 

まずは僕が未来電子に入ろうとしたきっかけ(のうちの一つ)を書きたいと思います。

僕は学部1回生のときからC言語を勉強していました。

そのときに、数式や論理式でコンピュータを思い通りに動かすことの面白さを知りました。

そして、2回生以降も、実習でプログラミングを学び、今も気候の研究でプログラミングをしています。

そこで、大学院に入ってから、今までにやってきたプログラミングの経験を生かしたバイトをしたいと思っていました。

しかし、ネットでバイトの募集要項を見ていると、「実務経験○年以上の方」とか「web開発可能な方」などと書いてあり、今まで数値計算のためにプログラミングを学んできた僕には無理だと感じました。

そこで色々な案件を探しているうちに、未来電子のHPを発見し、社会経験を積みながらプログラミングの勉強をし、何か成果物を作れるようになりたいと思い、未来電子に入社することに決めました。

 

□自分の経験が学びの邪魔になったとき

 

未来電子に入社し、僕はマーケティングチームとプログラミング学習コースに配属され、プログラミングの勉強を始めました。

プログラミングは約半年を想定したカリキュラムが組まれていますが、僕はプログラミング経験者なので、3カ月で終わらせてやろうと思い、とにかく早く進めることを考えていました。

しかし、実際に僕の経験が生きたのは、JavaScriptとPythonくらいでした。

それ以外のGitやSQL、Dockerなどとなると、初心者も同然です。

そして、今まで通りに進めようとしても、所々で行き詰まってしまい、なかなか進みませんでした。

そこで、マネージャーや質問チャットに質問することを考えるのですが、僕自身一人で考え抜いて解決してしまうタイプということもありますし、質問すると、「経験者のくせにそんなこともわからんのか」と思われそうな気がして、なかなか踏み込めませんでした。

しかし、ある日、Gitで行き詰まったときに、あれこれ解決策を考えて4時間経ってしまったときがありました。

さすがに質問した方がいいかなと思い、質問チャットに質問してみました。

すると、実務の方が参考文献を紹介してくださり、それに則って作業すると、1時間で解決してしまいました。

あのときもっと早く質問していれば…と思いました。

 

□素人意識を持つことの大切さ

 

それ以来、僕は、行き詰まったら早めに質問することを心がけています。

また、Hackerrankなどの演習問題でも早めにヒントや答えを見ています。

そうすることで、学習が今までよりも早く進んでいるような気がします。

経験者の方や、高学歴の方は、わからないことがあるとなかなか質問しにくいと思います。

実際、京大で授業を受けていても、質問する人なんてほとんどいません。

しかし、いくら経験者であっても、いくら高学歴であっても、わからないことやできないことはたくさんあります(むしろそっちの方が多いです)。

いろんなことができてわかることも大切ですが、わからないことやできないことにどれだけ謙虚に向き合えるかの方が成功するための一つの大切な要素ではないかなと思います。

これからのプログラミングの学習や大学での研究やゼミにも、素人意識を持って取り組んでいきたいと思います。


この記事を書いた人

京都大学インターン

前田 一輝