2019.10.26

”別れ”って寂しい

立命館大学 インターン

神野凌太郎


 

みなさん、こんにちは。

京都人事がなぜか5ヵ月目に差しかかろうとしている神野 凌太郎です!

立命館大学2回生です。

 

今回は、僕と同期入社で未来電子京都オフィスを一緒に支えてきたSさんが卒業するので、感謝の学びブログを書こうと思います。

(Sさんは周りに卒業することを隠しているので、イニシャルに留めておきます、、笑)

 

なぜ、この学びブログを書こうと思ったのか。

シンプルです。Sさんにめちゃくちゃお世話になったからです。

 

Sさんがいなかったら、今の僕はいないと思います。本当に。

 

最近多くの人に言われることがあります。

「神野くんが人事になってから本当に京都オフィスの雰囲気が変わった。こ

でも、僕一人の力ではありません。支えてくれた人がいたからです。

 

以前、「京都オフィスに人事アシスタントが誕生しました。」という学びブログを書きました。

 

ここには、現在一緒に人事をやっている田島くんとのやり取りが書かれています。

 

一方で、Sさんとのやり取りや歴史の中でも今の僕の人事像が出来上がったきっかけがあります。

 

そこで今回は、Sさんとのやり取りのきっかけで現在の僕の人事像ができた過程についてお話しします!

 

Sさんとの価値観の違い

 

まず、僕とSさんは今年の4月に入社しました。

Sさんの方が僕より少し後に入社した感じです。

 

地味に、初月Sさんとマーケティング曜日チームが同じでした。。笑

ちなみに、

先月MVPをとった山田さん

京都のプランナーの代表格の林くん

とも同じチームでした。今となっては恐ろしいメンバーだと思います。笑

 

しかし、同じチームだったにも関わらずお互い初めましてで、コミュニケーションが皆無でした。

そのため、Sさんとの交流も皆無に等しかったです。

 

お互い顔見知りになったのは、6月です。

Sさんと僕が同じタイミングでマーケティング曜日チームのMGに昇格したからです。

 

そこでもたいして関わりがなく、「ライターが書いた記事の校正難しいですよね。」みたいな会話しか交わしていませんでした。笑

 

しかし、6月末にSさんと近い間柄になるきっかけがあります。

 

それは、6月末に開催された僕が尊敬してやまない

高山さんの追い出し会です。

 

Sさんもその会に参加していました。

 

僕は当時、人事の話を前任の方にもらっていて、7月から人事になることは決まっていました。

そのため、これから京都オフィスの長として頑張っていこう!という心持ちです。

 

そんな中、Sさんのお友達が6月末に退社したことが話題になりました。

 

僕は「最初の合意事項で6ヵ月続けるって言ったのに、ダメですよねー。(今ではそんな事言いません笑)」って言ってました。

 

でも、Sさんは「その人の人生やし、好きにすれば良いと思うから私は退社を促しました。」って言ったのです。

 

この時点で、僕と価値観全く違うなと感じました。

 

僕は「会社の目線」、Sさんは「個人の目線」しか持っていなかったからです。

 

最初、Sさんとの関係は、ここから始まりました。

 

暗黒時代

 

先ほど載せた僕の学びブログにも書いているのですが、人事初月は大量退社者を出してしまい、自分が思い描いていた「新人さんが居心地の良いオフィスを作る」人事像とのギャップに苦しんでいました。

また、6月まではコンテクストの良さを認められていましたが、人事になった瞬間「怖くなった」「冷淡になった」と周りから言われるように。

さらに、上司や先輩からできていない部分を毎日詰められていました。

 

当然?かわかりませんが、僕は、本気で未来電子やめたいと思っていました。

 

一方で、SさんもMGとしてのメンバーとの接し方、MGの本来の役割、人間関係の部分で相当苦しんでいました。

未来電子やめたいって毎日思うくらいに。

 

つまり、お互いの暗黒時代が被っていたのです。

 

出社が被っていたら、絶対外に出て話すか、オフィスのソファで喋るか。

とにかく「つらいな」「やめたいな」とか言いながら、愚痴を言い合ってお互い踏ん張ってきました。

 

前述した通り、価値観が正反対です。

 

でも、正反対だからこそ違う視点からの励ましだったり、自分の悩みがちっぽけなのではと気付けたりと良いこともありました。

 

この状況の中、7月末にSさんのあるメンバーが自分のライティングに対する不甲斐なさに悩み、相当なネガを持っていました。

 

Sさんは、そのメンバーに書き方をゆっくり時間をかけて教えていました。

 

そして、僕が今も胸に刻んでいる言葉を投げかけました。

 

「無理に目標達成しなくても良いですよ。私が責任とるんで。」と。

 

MGの指標としては、メンバー全員に目標達成させる必要があります。

しかし、Sさんはこのセリフをそのメンバーに投げかけたのです。

 

会社の視点から考えるとこの発言はMGとして失格です。

しかし、個人の視点から見ると、

「MGとして本質的なマネジメントができている」

「生産者ではなく人として向き合っている」

 

僕の「会社の視点」の考え方が揺らいだ瞬間でした。

 

見捨てないお姉さんとしての姿

 

この時点から、僕はSさんをお姉さんとして慕うようになりました。

たまにご飯食べに行くし、飲みにも行きます。

 

ここからの話は、京都のインターン生にはあまり周知されていません。

 

実は、今月僕がめちゃくちゃライティングを頑張っているのもこの出来事が影響します。

 

それは、「僕自身が京都オフィスに悪影響を与えていた」です。

 

人事として4ヵ月で、ある程度何でもできるようになったと思い込んでいたことが要因です。

 

その状況下で、先輩インターン生のある発言で僕は激怒してしまいました。(口聞かない宣言もしました。)

内容が僕の自尊心を傷つけるものだったからです。

 

プラスで、京大生である田島くんへの劣等感(高度な言語化能力や自走思考への嫉妬)で田島くんとの関係も悪くなってしまいました。

 

未来電子のコミュニティの中では上層部の2人がいざこざでコミュニケーションが断絶していると、周りの人たちの仕事に悪影響を与えます。

 

周りの人たちに見捨てられてもおかしくない状況で、Sさんは僕と2人でご飯に行ってくれました。

 

否定も肯定もせずに最後まで愚痴をひたすら聞いてくれました。

 

そこで、

 

「神野くんには神野くんの強みがあるし、他の人にも負けてない賢さがあるよ。」

「学力の賢さと仕事ができるのは関係ないよ」(若干ニュアンスが違う気がします笑)

 

と言ってくれました。

 

このように、Sさんは僕を見捨てずに信じて?くれました。

今、人事やめるのは違うとも言ってくれました。(実は辞めそうになってました。)

 

このように、要所ごとにSさんの言葉で救われてきたのです。

 

まとめ

 

毎回ですが、後半につれて僕の感情が文面に載ってしまいます。笑

この学びブログを書いていて、別れって寂しいなって改めて思いました。

 

最後まで見ていただきありがとうございました!(個人的な内容ですみませんでした。。)

 

P.S. 佐々木さんへ

 

俺のことを見捨てずに、一緒にオフィス改善に協力してくれてありがとう!

本当は今も引き止めたいけど、就活への覚悟が伝わったからあんまり強く言えなかった。。

俺も佐々木さんに負けないくらいのお兄さんになります!

濃い半年間一緒に仕事できて幸せでした。またご飯食べに行こ! 神野

 


この記事を書いた人

立命館大学インターン

神野凌太郎