2019.11.20

「大学・サークル・バイトでは学べないこと」

京都大学 インターン

高田咲


まずは自己紹介

 

11月から京都の人事アシスタントをしている、京都大学修士1回生の高田咲です!

周りには咲姉さんとか、さきぽんとか、色々呼ばれてます。

早速ですが今回は、「大学・サークル・バイトでは学べないこと」について書こうと思います。

なぜこのテーマにしたかというと、全部やってきたので比較したら面白いかなって思ったからです。

色々好き勝手やってきた結果、インターンはどんなことが学べて何がいいのかを主観的にお伝えできればな!と思います。(※あくまで主観です笑)

 

労働対価という概念

 

記事を読んでる皆さんもインターンに申し込みをしたら面談をするわけですが、面談時に「これは価値提供です」ってことを強く教えられます。

もう少しわかりやすく言うと、自分が労働で未来電子に貢献した分の対価が支払われる、ということです。

もっと単純に言うと、「自分のアウトプットの値段が分かり」ます。

この感覚は、インターンシップ以外の他の組織では恐らく身につかないのではないかと思います。

バイトだと事前に1時間当たりの労働の値段が決められていますよね。

そうするとバイトで労働した分が本当にその時給なのかは分からないわけです。

 

自分の時間を管理する

 

時間管理の能力もついたな、と感じています。

もちろんこれは、大学でもサークルでもバイトでも求められます。(笑)

しかし、授業で遅刻したり無断欠席したりしたことがある人も少なくないのではないでしょうか。

ダメだとわかってもついついやってしまうのは、監督されていないからです。

誰からも叱られないし、誰にも迷惑をかけない。

ですがインターンシップでは、遅刻・欠勤すると人事から連絡が飛んできます。

シフトの変更も管理しています。

なぜでしょうか。

これは(私独自の考えですが)理由は2つあるのかなと思っています。

1つは迷惑がかかることがあるからです。

出勤日に面談が入っていることも少なくありません。

そのような場合に遅刻したり欠席すれば迷惑が掛かります。

さらに2つ目は、社会人として扱われているからです。

社会人が出社時間に遅刻したり無断欠席したりはしないでしょう。

自分でその日出社すると決めたなら、その決定くらいは守って自己管理をしなさい、ということかなと思っています。

 

組織が成り立つ根幹が分かる

 

最後は、人事アシスタントになって学んだことを少し書こうと思います。

それは、組織を維持する大切さ、です。

大学やバイトでは、そもそも組織に属して維持されている側なのでそれを意識することはまずないでしょう。

サークルでは部長クラスになれば、これを意識したことのある人はいるかもしれません。

組織というのは人がいて初めて成り立つわけで、人と組織の結合は意外と簡単に切れてしまいます。

未来電子では、人と未来電子が労働提供と対価という比較的弱い糸で繋がっている、というイメージでしょうか。

その糸を維持する存在(人事やマネージャー)が、組織にとっていかに大切なのかを初めて実感しました。

今までは維持される側だったので、その存在の価値に気が付かなかったのですが、その存在がいるからこそ、未来電子が維持されているということが分かりました。

今は維持する側として、いかに糸を太く強くするかを考えて行動しています。

 

まとめると、インターンシップで学べるのは「社会人としての基礎」!

 

長々と書いてきましたが、大学・サークル・バイトで学べないこととは、「社会人としての基礎」なんじゃないかな、と思います。

価値を提供しているという意識も、時間管理も、マネジメントの能力も、恐らく社会人になれば当たり前に要求されることでしょう。

そのようなことを学生のうちにあらかじめ身に着けられるのは、すごく良いことだと思います。

最後になりますが、私も入社してから4カ月目で折り返しになりましたが、これからもいろんな事を知って考えて行動して、楽しく成長していこうと思います!(笑)

 


この記事を書いた人

京都大学インターン

高田咲