こんにちは。京都大学3回生の佐々木祐太と申します。
未来電子には6月に入社し、マーケティングコースに所属しています。
そして、10月からライターマネージャーをしています。
今回は、先輩マネージャーとお話した際に話題になった「飽き性」について、面白いと思った考えや感じたことをまとめていきたいと思います。
全体としては、話の内容、話をして考えたこと、そしてその考えをマネージャー業務等にどう活かすかの3つで構成されています。
話の内容
飽き性は悪いことなのか?
飽き性の人は、何か一つのことに対して突き詰める能力が乏しい。
一方で、色々な新しいことに対してアプローチをする意欲が高いことが多く、新しいことを身に付ける能力は優れている。
そのため、「突き詰めることが得意な人」に比べて、「飽き性な人」は一つ一つの経験は浅いが、経験の種類は豊富である。
つまり、様々な経験を積むことで「突き詰めることが得意な人」に比べて、異なった視点で物事を捉えられる。
同じ物事を行うにあたって、普通とは異なる視点で捉えられる「飽き性な人」の方が新しい方法や要素を見つけやすいのではないか?
話をして考えたこと
飽き性の人は、突き詰められる人に比べて、計画性や実行能力は乏しい一方で、独創性に優れていると思いました。
独創とは、沢山の既存の要素を組み込んで、生み出したものをどこから来たのかわからなくすることだと思っています。
と言うのも、どれほど画期的で新しいことを発明した人でも、その思考は、その人の今までの経験や記憶から発展した内容だからです。
そのため、独創性を高める点においては、少ない種類のものを突き詰めることよりも、浅くても色々な経験する方が効果的だと思いました。
この考えを活かすには
現在仕事場では「一つのことを突き詰められる能力」の方が重視されがちだなと感じています。
確かに、何かの作業を効率よく行なったり、改善を繰り返して効果性を高めていく上では、一つのことに突き詰められることが評価されることは非常に納得できます。
僕自身も、マネージャーをしている上では、独創的な人よりも、計画通りに業務ができる人のことを評価する傾向なりがちだと思いました。
今回の話し合いで、突き詰める力が乏しいからと言って仕事が出来ないと捉えるのではなく、他の、独創性という点ですごい力を発揮し得る可能性があるのだ捉えるべきだと感じました。
これからは、業務の達成を重要視して、メンバーに突き詰められることを求めるのではなく、独創性がある人は、その独創性を活かせるように方向づけることができれば良いなと思いました。