2020.4.9

成長とは、過去をふりかえったときに初めて感じるもの

京都文教大学 インターン

山本 慎


現在デザインコースに所属している、京都文教大学、3回生の山本慎です。

未来電子には、2月の始めごろに入社しました。

マーケティングチームに1ヶ月間だけ所属し、その後デザインチームに移動するという、ちょっと珍しい方向転換をしました。

ですので、今回は両方を体験した視点から、マーケティングチームでの1ヶ月と、デザインチームでの1ヶ月それぞれについて話していこうと思います。

 

自分を客観視するようになったマーケティング

 

マーケティングチームでの1ヶ月はとても大変でしたが、それと同時にものすごく達成感があったことを覚えています。

大変だった理由としては、私自身が昔から文章を書くのが苦手だったのでライティングに不向きなのではないかという苦手意識があったからです。

また、実際に実務に取り組んでみても、苦手意識によるものからか生産性が人一倍低かったからです。

 

どれくらい低いかというと、たとえば生産性の高い人は1000文字の記事を30分未満で質の高い状態で執筆します。

また、初めたての人でも、平均的に1時間〜1時間30分ほどで1000文字を執筆します。同期には1時間を切って執筆する人もいました。

 

私はというと、、、平均で2時間以上かかっていましたし、ときには3時間かかってしまうケースもありました。(笑)

そのため、「月間の目標数値を達成する」というのは長い旅であり、今思えばとてもきつかった思い出です(笑)

 

しかし、きつかったがゆえに達成したときは大きな達成感に包まれました。

また、ただ目標数値を達成するだけではなく、記事一つひとつの正確性(リライトの少なさ、質の評価の高さ)が人一倍良い状態で達成できたことで、さらに達成感が上乗せされました。

 

さて、この達成感と同時になにをこの1ヶ月で学べたかというと、自分を客観視するという視点です。私はいままで、比較的自分のネガティブな面を克服することを重視しすぎる傾向にありました。

ポジティブな面に気づかず、ネガティブの波に飲み込まれていってしまうのです。

この1ヶ月も、そうなりかけました。人より生産性が低く、時間がかかってしまう。であれば、どのように生産性をあげるのかを意識します。

でもなかなか生産性が上がらない。これではいつもと同じ、ネガティブの波に飲み込まれてしまいます。

 

今までと違った点は、個人かチームの一員かといった意識の違いだと思います。

チームの一員だからこそ足を引っ張りたくないという気持ちが強くありました。

そのためにマネージャー始め、未来電子の仲間や同期といった沢山の人にアドバイスを求めました。

そのおかげで、自分一人では見えなかった視点を持つことができました!

 

この1ヶ月でポジティブな面(正確性の高さ)を意識しつつネガティブな面(生産性の低さ)の修正を試みました。

余裕がない状態でも自分を客観視し、ポジティブな面・ネガティブなめん双方を意識できたという点で大きな成長を感じました。

 

時間を忘れるほど没頭するようになったデザイン

 

2ヶ月目からはデザインチームに参加しました。

デザインチームに入った理由として、シンプルにデザインをやってみたかったという点と、就職活動でWeb系の企業を探していたときにポートフォリオの提出が求められたからです。

 

デザインチームに入り1ヶ月経ちましたが、とにかく「楽しい」!

昔からひとりでコツコツと作業をするのが好きだったため、作品を作るときは時間を忘れるほどのめり込んでやってしまうくらいです。

また、作品をつくったら終わりではなく、つくったアウトプットへのフィードバックがもらえるのがデザインチームの特徴。

知識として間違っている部分は指摘をしてもらえますし、正しく理解してデザインに活かせている部分は褒めてもらえます。

独学とは違い、間違った知識をそのまま吸収することなく、正しい知識だけを吸収できるというのが楽しいひとつの理由だと思います。

 

まとめ

 

マーケティングチームでの経験と今後のデザインの経験が、どう自分の人生で結びつくのかはまだわかりません。

しかし、マーケティングで学んだ客観性と、デザインで没頭する集中力の2つをバランスよく視座をコントロールできるようになることも、ひとつの新たな成長かもしれません。

残りの4ヶ月、Web制作できるようになるという目標を掲げ、就職活動と並行しながらコロナに負けず頑張っていこうと思います!

 


この記事を書いた人

京都文教大学インターン

山本 慎