こんにちは!Dの藤井です!
今回は就活に役立つ情報をお伝えしようと思います。
就活をしていく中で、まず自己分析につまずくという方は多いのではないでしょうか。
自己分析の目的は「自分を知ること」
これに伴って「自分が本当にやりたいこと」や「自分に向いていること」を見つけるんですよね。
とはいいますが、
いざ、いろんな就活サイトで配布されているシートやツールを使って分析してみても、結局「自分がやりたいこと」は分からないままではありませんか?
そうして焦りに焦って自暴自棄になり、挙句の果てには「自分には何にもないんだ…」と思ってしまう。
このような悪循環に陥ってしまっているのは、かつての私だけではないと思います。
そんなあなたに、今回は私が編み出した究極の自己分析術をお教えします。
それはずばり、日記を書くことです。
究極の自己分析は日記から始まる
「え?日記?そんなことしてる時間なんてない」
そう思ってしまいますよね。かつての私もそうでした。
ですが、いま自己分析につまづいてしまっている要因を考えてみてください。
それは、意識的に自分自身と向き合う時間を取ってこなかったからではありませんか?
赤字だったユニバの業績を回復させた森岡毅さんも、就活に悩む娘さんにこういっています。
『やりたいことが見つからないのは、自分の中に「軸」がないからだ。そして軸がないのは、就職のサイコロを振るこのタイミングまでに、自分自身を知るための努力を十分に行ってこなかったことに起因している』
耳が痛い話です。
高校までは部活、大学になったらアルバイト。やることがないと携帯を触って暇つぶし。
この森岡さんの言葉を見た時、私はずっと何かで忙しい自分を演出して、自分自身と向き合うことから逃げてきたのだと気づかされました。
そしてやってきた就活。つまずかないはずがありませんよね。
そんな自分に強制的に自分と向き合う時間を作りだしてくれるのが、日記です。
自己分析は、数分や数時間でできるものではありません。
数時間かけて自分史を作っても、大切なのは過去ではなく、現在の自分の考え方です。
数分かけて自己分析ツールで質問に答えても、出てくるのは開発者が用意したにすぎない結果です。
20数年生きてきた自分自身を自己分析するには、ある程度時間が必要です。
騙されたと思って、まずは2週間日記を書いてみてください。
その際、押さえておきたいポイントがあります。
自己分析のために日記を書く際はここに気をつけて!
1つ目は、ありのままの自分を恥ずかしがらずに書くことです。
日記には包み隠さず書いてください。
自分しか読まないので、綺麗に書こうと思ったり、文脈や体裁を気にしたりしなくて良いと思います。
その日にあったことや感じたことを、何でも良いので感情のままに書きましょう。
人間は、頭の中で考えていることは、自分にとって都合の良いようにしか解釈しないといわれています。
頭の中だけのことなので、考えることから逃げることも簡単です。
これを日記に書くことで、考えていることを中途半端で終わらせずに済み、都合の悪い自分を客観的に見れるようになります。
2つ目は、「なぜ?」を繰り返すことです。
感じたことや考えたこと、行動したことに対して、「なぜそうなのか」を徹底的に考えて書いてください。
これを繰り返すことで自己分析が深まっていきます。
自己分析で日記を書くメリットは?
日記を書くメリットは、自己分析に役立つことだけではありません。
まず、文章力がアップします。
特に感情に関することは言語化が難しいので、日記を書くことで自然とその力が鍛えられるでしょう。
言語化する能力が鍛えられていると、面接で深掘りされても、咄嗟でも明確な考えが言えるようにもなりますよ。
最後に挙げるメリットは、自分を見失わなくなることです。
日々の自分の思いがつづられた日記が手元にあるので、読み返せばいつでもその時の自分を再確認することができるようになります。
迷ったり、悩んだりした時は、その選択をした時の自分に戻ってみてください。
まとめ
今回は、究極の自己分析術として日記を紹介しました。
3月の就活解禁まであと少しですが、まだ間に合います。
あなたも今日から日記を書いてみてはいかがでしょうか?
記事中で取り上げた森岡毅さんの言葉は、「苦しかったときの話をしようか」という本に載っています。
就活に悩む全学生に読んでいただきたいおすすめの本なので、この機会にぜひ手に取ってみてください!