こんにちは!人事の中津です。
そろそろ花見の季節ですね。
未来電子でも今度花見があるのでとても楽しみです!
本日は『Hot Pepperミラクル・ストーリー』
のアウトプットをしていきたい思います。
日常型コンテンツの展開
ホットペッパー比較検討されたのは2000年の事でした。
とりあえず出してみようといういい加減さで事業はスタートを切ったのですが
売り上げは300億円、営業利益100億円というまさにお化け事業に成長したその秘訣に迫ります。
人材系ビジネス企業リクルートのイメージとは全く違う新しいコンテンツドメインを開きネット時代でよく言われるコンテンツポータルの切符を手に入れたイベント型コンテンツから日常型コンテンツの展開がまさにホットペッパーによって開かれたのでした。
ホットペッパーは創刊当時619名の組織でした。しかしその構成は68名の社員450名の業務委託101名の契約社員とアルバイト職からなる組織だったのです。
世の中で言う正社員でない人達が大部分でこの事業は構成されていたその人たちがこの事業を動かしていました。
世の中を見ても大手企業の新規事業は呆れるほど成功するものはないです。
反対に小さなベンチャー企業が成功事業を満たしています。
人材も資金も十分にある大手企業ではなくそれらに欠乏する人や組織が新しい価値を生み出していっています。
なぜそのような事が起こっているのでしょうか?
大手企業の社員は収入や地位など守るべきものが多すぎ、
一方、小さなベンチャー企業は冒険し、攻めているのです。
主体的な仕事ができる環境が整えれば、自分の損得感情のみに縛られずに、
正しい事業を実行してく事ができるからなのではないでしょうか。
どのようにビジョンを形成し戦略を立て組織に浸透させ行動するのか
どのような人材を採用しどのような思いを共有しどのような関係性を作り出すのかそれが事業成功のコアスキルです。
「誰が」「何のために」が抜けて「どのように」ばかりが先行する事業は必ず破綻するのです。
それなのに誰が何のためにを語り続けていない事業は意外に多いです。
世の中の既存事業が破綻していくのは創業の目的を忘れ事業のオペレーション方法にばかり目が向いて目的が語られなくなっていくからなのです。
営業先が分散し、営業組織が分散し、商品が分散し、営業ナレッジが分散し、流通設置が分散し、情報コンテンツが分散し、ユーザーも分散した時、事業がどこに向かっているのかが分からなくなる。
「ユーザーにとって最も大事で優先順位の高いコンテンツは何か?」
「それはどこにあるのか?」
この問いに答えることができないと、
選択と集中ができていないという事です。
当然にしてそれは限られた1マンパワーをどこに集中するのかも決められず漠然と営業するという間違いを犯してしまいます。
360°=全方位=超多角化となってしまうのです。
戦略とは絞ることであるし、絞るとは捨てるということなのです。
選択と集中の重要さを決して忘れてはいけません。
売上の目標があって事業の目的がなかった
売上を達成する件数が設定されるとその件数をただただ追っかけているだけにはなっていませんか?
なぜその件数が経営的に必要なのか?
なぜその件数が読書に必要なのか?
その件数を満たしたときユーザーはどんな行動を起こし、現場ではどんなことが起こり
その周りでは何が起こるのか、これらのイメージが構成メンバーに語り伝えられていますか?
実現したい世界観が明らかにされていないと
それは言葉として映像として事業の構成メンバー全員の瞼に焼き付けるられる事はないのです。
目標があって目的がないそれは作業であって仕事ではない
目標だけがあって目的が説明されない事業は決して少なくありません。
自らの行動の目的を知らずして人が生き生きと集中してその持てる力を出し尽くすはずがないのです。
そんな組織は主体性のない烏合の衆となり
個人の損得だけで動く自己中心的な人と無関心な人たちの集まりになってチーム力のない集団となります。
目的がないということは組織に求心力がないということであり
個の力と個を結んで生まれる組織が本来持っているエネルギーが発揮されないのです。
ただ目的はあればいいというものではないその目的があまりにちっぽけで意味がない
自らの出世とか会社の業績とか言ったものでは目的の価値はないのです。
世の中を変える街を動かす人を幸せにする本な壮大な目的であればあるほど数字である目標は価値を持つようになります。