こんにちは!人事の中津です。
最近運動を本格的に始めたおかげで寝つきが良いです。
本日もアウトプットしていきます。
ネガティブは伝染する
一人の人間において、ポジティブな感情とネガティブな感情の両方があるように、組織にもポジティブが強い時と、ネガティブが強い時、両方あります。
ただネガティブの方が感情的に強い点は共通で、ネガティブは伝染しやすく、ネガティブの共感の方が簡単ですから広がりやすいという特性があります。
まず、この事実を認めることが大事になります。
組織としてはポジティブとネガティブのバランスを取る必要があります。
放っておくとネガティブは広がるので、常にポジティブがマジョリティになるように意識する必要があります。
未来電子でも退職率高い時は、明らかにネガティブがマジョリティでした。この時に足りないのは褒めあうことです。
褒めあうことは互いに相手の良さを認め合うことで、相手の良さは強みに根差しています。
組織の雰囲気が悪く、ネガティブが流行っている時は、
「あいつはダメだ」
「あの人はここが弱い」
とリーダーもメンバーも、他人の「弱み」ばかりを見てしまいます。「弱み」を批判し合うのはネガティブが流行っている証拠です。
個人も組織も周囲の雰囲気に影響を受けます。
ネガティブがマジョリティになれば一人ずつネガティブになり、ポジティブがマジョリティになれば一人ずつポジティブになります。
表彰などでポジテイブな雰囲気を作る努力は、強みを認め合うことに繋がって、ひいては組織の結果に繋がります。
ありがとうが強みを生かす
組織のポジティブを増やすには、褒めると共に感謝を伝えることも重要です。
褒める機会が少ない場合はまずは感謝を伝える機会を増やすことが良いです。
メンバーの中には成果を残すよりも、周りに感謝されることに喜びを感じる人がいます。
「ありがとう」は気配りであり、心の会話です。
「ありがとう」少し添えるだけで相手の感情はポジティブになり、認めてもらえたと言う安心にも繋がります。
そうするともっと頑張ろうという気持ちも生まれ、自然と強みが発揮されるようになります。
まとめ
感謝は、自分の感情も、相手の感情も動かします。
感情を動かすスイッチとして、いつでも使うことができます。
褒めと感謝を使い分けることができると、対話がなお良くなります。
定量的に測れない仕事をしている人ほど、感謝を伝えることが大切になります。