2020.3.13

センター英語157点の僕がTOEICで880点取った話

同志社大学 インターン

山下凌平


こんにちは!

マーケティングチームに所属している同志社大学2回生の山下です。

 

先日、人生で初めてTOEICを受験してきました。

スコアは880点でした。

TOEIC800点以上の人は日本の受験者の12%程度ですので、まずまず結果だと思います。

というわけで、僕がどのようにして30時間のTOEIC対策で880点を取得したかをお話します。

 

※満点を取得してわけでも、ましてや900点台にも届いていない僕の記事ですが、参考程度に読んでいただければ幸いです。

僕は海外経験ゼロ、センター英語157点の平凡な大学生です。

 

使用した教材

 

本題に入る前にまずは、僕がTOEIC対策で使用して教材を紹介します。

僕が使った参考書は以下の4種類です。

 

「公式問題集」(実践経験を積む用)

「精選問題集」(経験値&高地トレーニング用)

「TOEIC直前の技術」(テクニックを身につける用)

「TOEICテスト 990点 新・全方位 」(弱点強化&高地トレーニング用)

 

僕的にはこの4冊がTOEIC対策最強の布陣だと思います。

試験までにまだ時間がある方は、この4冊に「金のフレーズ」を追加してもいいかもしれません。

「金のフレーズ」は試験前の30分目を通しましたが、ユーモアがあって読むだけで面白かったです。

 

TOEIC対策で意識すべきこと

 

僕はTOEIC直前の5日間(1日当たり6時間)の計30時間をTOEIC対策に当てました。

30時間と短い準備時間ですが、決してTOEICを舐めてかかったわけではありません。

しかし、対策時間は短くともTOEICは高得点が出せることがわかりました。

忙しくても効果的な対策をすれば誰でも高得点を出せるということです。

そこで、僕がTOEIC対策で意識したポイントを紹介します。

 

対策ポイント1.実践形式を意識する

 

TOEICを申し込んだら、まずは模試を解いてください。

なぜなら、TOEICでは難問は出題されないので、本番形式を解いて出題傾向を把握すれば簡単に点数が上がるからです。

また、本番の形式を解くことで「現在の自分と目標の点数までの距離」と「弱点」がわかり、勉強の指針を立てられます。

 

僕が使った模試形式のテキストは「公式問題集」と「精選問題集」の2冊です。

「公式問題集」は本番と同じレベルの問題で、「精選問題集」は本番より少し難しめの問題集です。

毎回、ストップウォッチで時間を計って本番さながらの状態で解きました。

本番を意識して「本気で解く」と経験値がめちゃめちゃ溜まります。

 

TOEICの受験を決めてから「とりあえず単語帳を買おう」という方が多いように思います。

ですが、僕はそれをおすすめしません。

TOEICに出てくる英単語は難しくありませんし、単語の暗記はグダりやすく挫折するのがオチだからです。

安心してください、TOEICで出てくる単語の語彙レベルは感覚的にはセンター試験を同じくらいです。

まずは本番形式での練習から始めましょう。

ですが、TOEICでは見たことのないビジネス用語もチラホラ出てきます。

それらの対策は「金のフレーズ」などの単語帳を、”仕上げ”として使うのがおすすめです。

 

対策ポイント2.テクニック

 

TOEICはテクニックがあれば解けるテストだとよく揶揄されます。

ずるいと思うかもしれませんが、テクニックはTOEICで高得点を取るには必須のスキルです。

僕が使った参考書はロバート・ヒルキ著「TOEIC直前の技術」です。

「リスニングのマークシートの記入はリーディングが開始してから一気にマークする」など、ずるいテクニックが多数収録されています。

 

対策ポイント3.弱点強化と高地トレーニング

 

TOEICはいかにミスを減らすかが高得点取得のカギです。

そのため、「文法ができない」などの弱点があると、他で挽回して高得点を取ることができません。

 

僕は文法が大の苦手でした。

SVOCの文法構造すら未だにわかりません。

僕は文法嫌いを克服するために、「TOEICテスト 990点 新・全方位 文法&語彙」を使いました。

苦手な文法を難しめの問題でひたすら練習しました。

この問題集で高地トレーニングしたことで本番の問題はめっっっちゃ簡単に見えました。

 

問題を解く技術+英語力=TOEIC高得点

 

一夜漬けで高得点を取れるほどTOEICは甘くありません。

これまで、TOEICで高得点を取るには「問題を解く経験値と技術」が必要と説明しました。

しかし、高得点を取得するには小手先の技術だけでなく、本物の英語力も必要です。

僕はTOEIC対策に使ったのは30時間ですが、普段から英語に触れる努力は欠かしませんでした。

「就寝時に英語のラジオを聴く」と「大学で留学生と過ごす」の2つを1年間続けました。

普段から英語に触れることを意識するとよいでしょう。

 

まとめ

 

語学習得能力は20歳を境に一気に衰えます。

始めるなら今です!

語学に関しては、努力は必ず報われます。

僕も次はTOEICで満点がとれるように努力します。

 

ちなみに未来電子には「TOEIC部」と「英会話部」があります。

気になる方はお問い合わせください!


この記事を書いた人

同志社大学インターン

山下凌平