こんにちは。京都大学経済学部3回生の山本庸平と申します!
現在は、名鑑チームのチームマネージャーを担当しており、未来電子のインターン生名鑑の管理・運営や名鑑のビジネス化を主な業務としてやっています。
今回は、僕がこの名鑑チームのマネージャーを務める中で得た学びについて紹介できたらと思います。
□「余裕」を持たせて生きてきた人生
興味ないって方も多いかもしれませんが、まずはじめに僕のこれまでの人生についてお話しさせてください(笑)
小見出しにもある通り、僕はこれまで常に「余裕」を持たせて生活を送っていました。
どういうことかというと、僕はあまり根性がなく、「切羽詰まってまでやる」、
「死物狂いで頑張る」みたいなことができないタイプの人間でした。
自分のHP(体力)が100あったとしたら、常に70%くらいでやって、30%くらいのHPは残しとかないと、なんだか精神的に落ち着かないんです。
これって本気を出していないってわけじゃなくて、ただ自分の力を思う存分出すってことが出来なくて、70%出すことが僕の本気だったんです。
とはいえ、何でも70%の力で出来るほど器用な人間ではないので、自分なりにあらかじめ最初から60〜70%程度の力を出して周りよりも少し頑張って差をつけておくっていうやり方をしていたんです。
受験勉強にしてもそうですし、部活でやっていたサッカーもそうでした。
受験とか部活の最後の大会前ってみんながむしゃらに勉強したり、練習するかと思うんですが、僕の場合はそれが出来なくて、終盤になってもこれまでとあまり変わらないペースで勉強も練習もしてました。
結局、受験勉強でも現役では落ちたし、高校の部活でも最後の大会は出れませんでした。
当時は非常に悔しかったですし、今でもああしとけばよかったとか色々と思うことはあります。
それでも、自分には精神的に余裕がないとダメだったし、このやり方で”そこそこ”の結果も出せていたのである程度は満足できたし、これ以上追い込むことはできなったなと思って自分を納得させちゃっていました。
そして今回この未来電子で長期インターンを始めたのも、そうした理由がきっかけでした。
今のうちに長期インターンをやっておけば、就活のときになって切羽詰まらずに頑張れるだろうって魂胆です。(笑)
実際、ここでの長期インターンで得られる学びは多かったですし、仕事もやるべきことはやっていたので、そこそこの”成果”は出していました。
□余裕を持たせていたら結果が出ない
そうして新しく始めたのが、今担当している名鑑チームのマネージャーです。
この名鑑チームというのは、僕が提案して、新しく発足したチームだったので業務も何もかも全て自分で考えて生みだしていかなければいけませんでした。
これまでの勉強やサッカーというのは、先輩や先生、友達を見習って、コツコツやっておけばそこそこの結果が出ていました。
しかし、今回仕事としてやっているものは、前例のないものなので、自分で1から作っていく必要があるのです。
その中でも、自分はこれまで通り余裕を持たせて、”そこそこ”の仕事量で業務をこなしていました。
しかし、結果が全然出ないという問題に直面したのです。
自分の中で70%の力を出して普通に頑張っていても全然結果がついてこない。
これまでの僕の経験とは違う状況に陥ったのです。
このときは自分の無力さを痛感しました。
ある程度やっておけば、ある程度の結果が付いてくるという誤解は、ビジネスの場では全く通用しなかったのです。
それもそのはずで、自分で1から創り出そうとしているものに全力もかけていないのに、それが成功することはないですよね。
このとき初めて、「このままじゃやばいな」って思いました。
自分のそこそこの頑張りじゃ1ミリも成果なんて出ないって強く感じたのです。
□追い込めば追い込むほど前進する
それから僕は、これまでのやり方を改めて自分に余裕は持たせずに、どんどん自分を追い込んでいこうと考えました。
実際、自分を追い込んでやってみるのは正直精神的にかなり疲れましたし、諦めたいって思うこともあったのですが、仕事に対して自分の力の100%を投資するので、それによって得られる学びも大きく、日々成長も感じられました。
70%しか出さずにやっていた頃に比べると、得られる学びの量もはるかに違います。
自分自身が確実に前に進んでいる感触がありました。
だからこそ今の仕事がしんどくても楽しいですし、絶対に結果を出そうという強い気持ちでいられます。
精神的にも、少しずつですがタフになってきた気がするのです。
こうした中で得られた学びというのは、自分を追い込めば追い込むほど、そのリターンは大きいということ。
つまり、最初から余裕を持たせていては大きな成長といったリターンは得られないし、最初から追い込んでいけばいくほど得られるリターンが大きく、最終的に得られる心の余裕も大きいということです。
余裕はあとで生まれる。だからこそ今はとりあえず精一杯に自分を追い込む。
これが僕がここで得られた大きな学びの一つです。