こんにちは。プログラミングコースを受講している大阪大学3回生の西村侑花子です。
大学でも情報系の勉強をしています。
未来電子に入って2か月がたち、ようやくプログラミングコースのカリキュラムのパート1を完了しました。
すべて順調に進めば、もっと早く完了できたかもしれません。
しかし、現実は甘くありませんでした。
たくさんのエラーに躓かされたのです。
エラーの原因を探す
プログラミングをしていると、構文エラーやスペルミス、入れ子が複雑になると、括弧の数が合わないこともあります。
エラーを取り除くためには、まずプログラム実行時に出力されるエラーメッセージを読むことが大切です。
「うまくいくはず」
そう思って実行してみて、エラーが出ると正直げんなりします。
しかも、出力されたエラーメッセージを読むとどこがどう間違っているのか分かるのですが、これが英語で書かれています。
大量に英語でエラーを出力されたときは、読む気も失せてしまうかもしれません。
しかし、実はこの英文も、それほど嫌がる必要もありません。
単語は専門的なものもありますが、文法は簡単なものが多いです。
単語を調べるのもめんどくさいときは、数字に注目します。
エラーに「Line 9」と書かれていれば、「コードの9行目が間違っているのかも」と予想できるのです。
また、難しいエラーの場合は、エラーをコピーしてweb上で検索をかけると、エラーの意味や原因が分かることもあります。
勉強になるエラー、勉強にならないエラー
出力されたエラーを見つけることに慣れると、エラーの処理の時間も短くなるでしょう。
エラーへの対処方法を知っているのはいいことです。
エラーを解決することで、さらに深く理解できることもあります。
しかし、スペルミスのような単純なミスの修正は、時間を無駄にしていることも多いです。
原因がわからず、ネットで調べているうちに勉強になっていることもありますが、
一般的に、スペルミスの修正は「作業」であり、学べることも少ないです。
マーケティング業務もしていて忙しいのに、こんな簡単な事で躓いて、無駄な「作業」を増やしたくありません。
悩んでいた私にマネージャーは、エディタの「プラグイン」を紹介してくれました。
エディタの「プラグイン」
エディタは、Atomやvimなど様々です。
このようなアプリの機能を拡張するためのプログラムをプラグインといいます。
マネージャーにすすめられたのは、「構文エラー」をチェックするプラグインです。
このプラグインは、スペルミスによる構文エラーを、実行時ではなくコードを書いているときに指摘してくれます。
エラーが発生した場所にエラーメッセージを表示してくれるので、実行前にエラーを処理することができます。
いちいちエラーの場所を探す手間も省けます。
プラグインでレポートが楽に
他にもエディタにはいろんなプラグインが存在します。
大学でレポートを書く時は、LaTeXという文書処理システムを使っています。
LaTeXでは、コマンドを使って、文書のレイアウトを記述します。
デフォルトのエディタの機能には、このLaTeXの入力補完機能や構文を色分ける機能もありませんでした。
今まで私は面倒だと思いながらも、面倒だと諦めて、コピーとペーストを活用してレポートを作成していました。
しかし、「プラグイン」の便利さを知り、LaTeX向けのプラグインを使うになりました。
そのおかげで、レポートの作成にかかる時間はもちろん、ストレスも減ったように感じています。
おわりに
私がプラグインを活用するようになったのは、カリキュラムのパート1が終わったころでした。
しかし、初めからプラグインを活用していれば、もっと早くパート1を終わらせることができたはずです。
プログラミングを勉強中の方も、これから始める方も、エディタのプラグインを利用していないのであれば、ぜひ一度使ってみることをおすすめします。