2018.10.14

問題解決の際は、「How思考」で自分を尊重したい

立命館大学 インターン

服部秀樹


未来電子にて人事とCSチームのGMをやらせて頂いています。服部です。

 

現在京都オフィスが大きな場所に移転したということ、インターン生がめちゃめちゃ増えていることもあり問題が多発しています。

 

これらの問題解決をするのに追われています。

 

こういった立場になってくると、日々問題は発生していてそれらの対応をしなければなりません。

 

問題が発生しない日とか、、今の所ありません。

また日々、面談としてインターン生の問題を一緒に考えます。

それは業務上の問題に限らず、キャリアについても、です。

問題とたくさん向き合う中で気付いた、問題解決の際にオススメの「How思

考」について書いていきたいと思います。

□ How で始まり Howで終わる思考で

 

インターン生と話していて、例えば遅刻の理由とかでもそうですが、whyの思考で始まってwhyで終わる人が多いです。

 

僕:遅刻ですね。

 

遅刻した学生:すいません、電車が遅れていました。。。、、、

 

僕:、、、

 

 

おそらくこの学生、次も遅刻しますよね。

僕は、問題が発生してしまうのは仕方がないことだと思っています。遅刻もします。

 

どうしたら次おこならいかが大切ではないでしょうか。
では、次遅刻しないようにするにはどうしたら良いか?→なぜ遅刻したか→次どうするか?

HowではじめてHowで終わるのが、また同じ問題が起こる確率を減らしていくのに効果的だと思います。

遅刻に限らず何でもこの思考はおすすめです。

□why思考が良くない理由

 

仕事が時間内に終わらず、残業が続く

 

How思考なら、どうしたら仕事が早く終わるのか考えますよね

 

問題:仕事が時間内に終わらないこと とします。

 

では、

どうしたら時間内に仕事が終わるか?(問題発見How)→? なぜ時間内に仕事が終わらないか(原因追求why)→業務上の無駄を省く/スケジュールを見直す(解決策How)

 

一方で、

 

why思考の人は、なぜ時間内に仕事が終わらないか(原因追求Why)→自分の身の丈にあっていない仕事量、他に行っていることが忙しい(why)→キャパオーバーの仕事に手を出してしまった

 

why思考から入ると、前提条件に言及し得るからです。

 

自分の身の丈にあっていない仕事量、他に行っていることが忙しい(why)

確かに、上記のwhyを取り除くためにアクションを取ったら問題は発生する前の状態には戻すことはできます。
ここでもう一度問題を振り返ると、

 

問題:(自分の身の丈にあっていない仕事量、他に行っていることが忙しい上で)仕事が時間内に終わらないことだからです。

 

whyから入ると、前提条件に言及してしまいます。

 

その前提条件を取り除くことで、目の前の問題は取り除けます。その意味では問題解決と言えるかもしれません。

この例でいうと、自分の身の丈にあっていない仕事量、他に行っていることが

忙しいも自分で選んだ道です。

それを取り除くことは、自分を尊重できていないということではないでしょうか?

 

Why思考では、自分が“被害者”となりえます。

How思考は自分の選んだ選択を正解にするためにおすすめです。

 

 

P.S
why思考の最初のWhy=なぜ起こるか

How思考の最初のHow=どうしたいか
How思考って、自分がどうしたいか(自分の意図)から入っていますね

自分が何をしたいのかが出発点です。


この記事を書いた人

立命館大学インターン

服部秀樹