2018.8.24

学習して初めて分かったプログラミングの様々な困難たち

神戸大学 インターン

東山享平


 

プログラミングを初めて1ヶ月半、初めたばかりの自分は「1月半も経てばまあまあ良い感じに勉強進んでバリバリコード書いてるんちゃうん?知らんけど」と思っていたが、実際の所ぜんっぜん進んでいない。というのも、勉強開始時の自分はプログラミング学習に立ちはだかるある問題に気づけていなかった。

 

プログラミングには「英英辞典」しか用意されていない

 

プログラミングの学習に対するイメージは、教科書読んで~、実際にやってみて~、復習して~的な感じかと思っていたが、リアルなプログラミング学習は全然違った。まず教科書がない。分からない単語や知識を調べようとするが中々答えが見つからない。ググってみても全ページ英語で解説で意味分かんない。また、幸い日本語で解説が書かれていても、わからない単語がもっと分からない単語で説明されていて結局分からない。そう、プログラミングの世界には、分からない単語を分かりやすく説明してくれる「英和辞典」はなく、分からない単語を分からない単語で説明する「英英辞典」しかないのだ。とにかく前に進まない。

 

グラウンド整備にめっちゃ時間かかる

 

さらに、「実際にやってみて~」というところに行くまでに時間がかかる。というのも、プログラミングにはまず、「開発環境」の構築が必要であり、これはパソコンの初期設定では備えられていないため、様々なツールをダウンロードしたり、設定を変えたりと自分で準備する必要がある。しかし、これがまためっちゃ大変…。思い通り動いてくれない、わけわかんないバグが続出などなど、始めることすらままならないのだ。はやく野球やりたいのにグラウンド整備に10時間かかるって感じ。イライラが募るのも当たり前…。

といった具合なので思ったよりも10倍の時間がかかる。勉強開始当初の自分の想像をはるかに超える難しさとイライラ度、やってられっかこんなクソゲー!! って感じ。

 

その分乗り越えた時の快感はすごい

 

これだけ困難なプログラミング学習。しかし、その困難さゆえ、乗り越えた時の快感たるやもうすごい。嬉しいどころの話じゃない。キーボードたたきつけるぐらい嬉しい。その快感は成長の証として自分の身に少しずつ染みこんでいく感覚がある。この感覚が忘れられない。自分は今成長しているんだってひしひしと感じられる。この感覚をもう一度味わいたい、そうして今日も僕はクソゲーに立ち向かう。

 

Mの人は今すぐはじめよう

 

ここまでしつこく書いてきたとおり、プログラミングはとにかく困難の連続です。だからこそ、困難な状況や課題の解決が好きな「ドM」のみなさんにプログラミングはピッタリです。ドMであるという自覚がある皆さん、ぜひプログラミングを始めてみてはいかがでしょうか…?


この記事を書いた人

神戸大学インターン

東山享平