「将来やりたいことがなくてどうしようか困っている。」
このような悩みを抱えている大学生の方はいませんか?
大学生になると将来どんな職につきたいか、何をしていきたいのか悩みますよね。中には特定の職種を目指す方や、やりたいことが明確な方もいますが、大半の人はわかってないですよね。
たくさんある職の中で「税理士」について聞いたことがある方はいませんか?
今回は、税理士について紹介していきます!
多くの大学生に馴染みのない税理士とは?
そもそも税理士とはどういった職業を指すのでしょうか?
税理士は、一言で言うと、税務署対策や融資相談を行ってくれる専門家のことです。
個人や法人の顧客に対して、節税対策を伝えたり、決済書を作ったりしてくれます。
税理士の業務内容は大きく3つに分かれます。
①税理代理業務
②税務書類の作成業務
③税務相談業務
1つ目は、税務代理業務です。
個人や会社は所得税や法人税などを納める必要がありますよね。しかし、その納税方法は複雑で、あまり知識のない方にとっては面倒になります。
それを税理士が代行します。忙しい事業主にとって面倒なことを行なってくれます。また、税理士によっては経営のサポートもします。
2つ目は、税務書類の作成業務です。
税務署に申請・提出する書類の作成も税理士が代行して行います。確定申告の税務書類や相続税の申告書の作成をしてくれます。
これらを経営者や経理スタッフだけで行なっている会社もあります。しかし、抜け漏れが発生すると会社には大きな損害が発生します。
そのリスクを避けるために税理士は重宝されています。
3つ目は、税務相談業務です。
納税や事業運営、税務調査に関して悩む経営者の方は多いです.
そういった方にサポートするのも税理士の仕事としてあります。
大学生のうちに税理士を目指しましょう!
ここまで聞いて、少しでも興味が出た大学生の方がいれば、勉強を始めることをお勧めします。
おすすめする理由は大きく2つあります。
①大学生は時間に余裕があるから
②税理士にすぐにならなくても大きな付加価値になることがある
勉強時間が確保できる
税理士は難関試験である「税理士試験」をクリアすることでなれます。
難関と呼ばれるように、合格するのは非常に難しいです。
そもそも税理士試験は11科目中5科目に合格する必要があります。
そして、5科目まとめて合格する必要はなく、有効期限もありません。つまり、大学生のうちに4科目合格し、社会人で1科目合格する方もいます。
科目についてより詳細に説明すると、必須科目には
「簿記論」「財務諸表論」、選択必須科目「所得税法」「法人税法」、選択科目には「相続税法」「消費税法」「酒税法」「国税徴収法」「住民税」「事業税」「固定資産税」があります。
科目合格の目安時間は、酒税法や国税徴収法などの科目で150時間、所得税法や法人税法などの科目では600時間と言われています。
ただし、あくまで目安の時間であり、この時間勉強したら確実に合格するわけではないことを注意しましょう!
以上からわかるように、税理士試験は非常に難関です。そのため、時間が多くかかります。社会人になって、まとまった時間を取るのは難しいでしょう。
すぐに税理士として働かなくても問題がない
先ほど紹介したように、税理士試験では合格した科目に有効期限はありません。
加えて、税理士資格を持っているだけでCFOに抜擢された事例もあります。つまり、税理士資格は持っているだけでとても重宝されます。
将来的に独立するも良し、大手のコンサル会社に行くも良し、と人生の選択肢が大きく増えます。人生の幅を広げていくためにも税理士資格に挑戦してみてはいかがでしょうか?
挑戦したいと感じた人はスクールに通うことをお勧めします。
合格する方法を知っている講師に教えてもらい、仲間も作りながら勉強していくとモチベーションは保たれるでしょう。
大学生が税理士を目指すことについて:まとめ
今回は、税理士の仕事内容と大学生の時に目指すのがおすすめの理由について紹介しました。
社会人に比べて時間に余裕のある大学生のうちから勉強を始めて、可能なら大学生のうちに5科目合格しましょう!
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