2021.2.16

長期インターンの面接はどのような対策をすれば良い?人事が解説いたします!

近畿大学 インターン

片山勇大


 

「長期インターンの面接ってどう対策したら良いだろうか。」

このような疑問を抱えている方はいませんか。

こんにちは!WEBインターンの未来電子テクノロジーで働いている渡辺成秀です!

面接ってどの場でも緊張しますよね。

 

僕も就職活動真っ最中ですから、毎回とても緊張しています。

緊張している理由は、「何を聞かれるかわからない」「答えが思い浮かばなかったらやばい」などがありますね。

 

そして今回は、長期インターンに絞った面接対策について、面接で受かるポイントと落ちる人の特徴を紹介します。

ちなみに、今執筆している私は人事として月に50名以上は面接をしているので、どこかの記事を丸パクリしたのよりは有効です!
 

 

面接以前に長期インターンって何をする場?

 

長期インターンの面接に受かるポイントをここでは紹介しますが、「長期インターンって何をする場だっけ?」って考えている方もいると思うので、長期インターンの説明からします。

 

そもそもインターンとは、「職場体験をする場」です。

そして、短期と長期に分かれます。

 

短期インターンは、サマーインターンに代表されますが、その名の通り1週間以内のインターンです。会社をより知るために実施されます。

 

一方、長期インターンは6ヶ月程度に及ぶインターンを指します。

 

その企業の一員として、働いている社員の人と同じような業務を行い、成果を出していく必要があります。多くの会社では目標値が与えられ、それの達成または未達成で評価されます。

目標地の達成・未達成はアルバイトにはあまりないと思います。

 

社員と同レベルの結果が求められるので、非常に責任があり、大変です。

しかし、それだけ成長スピードが早く、社会人になってからも活躍できる力を身につけられる場です。

僕自身が身につけた能力は逆算思考や人・自分・時間マネジメント方法などですね!どれも社会人になってからも必要な能力で、これらを学生のうちから身につけられるのは良いポイントです!

 

長期インターン面接突破のコツとは?

 

そんな長期インターンですが、面接突破のコツはあるのでしょうか?

ここでは3つ紹介します!

 

  1. 何を身につけたいかが明確である
  2. 業務を理解している
  3. しっかり業務を実行できる人であることを証明する

  

何を身につけたいかが明確である

 

長期インターンでは、最初から能力がある人を求めていません。

これは少し就職活動にも言えることですが、長期インターンの場合は特にです。そもそも長期インターンは初めての実務をする方が多く、何か目覚ましい能力がなくとも大丈夫です。

 

ただし、「参加することで自分が何を身につけたいのか」をはっきり提示する必要があります。これができてない人が案外多く、そういった人は落とします。

 

逆の立場になって考えてみてください!

A:「なんとなく成長したいから貴社を志望します。」

 

B「現在勉強しているコンテンツマーケティングを実践にまで落とし込んで、より理解を深めるために貴社を志望します。」

 

あなたが面接官の場合、この2人のどちらを採用しますか?

 

Bの人を採用したいですよね。「なんで長期インターンをしたいのか」「そこでどういった力を身につけたいのか」を伝えるようにしましょう。

 

その時に、身につけたい力がその会社オリジナルの力であればあるほど、さらに良いです。オリジナリティのある発言すると、面接官側は「確かに当社でないとできないよね。よく調べてあって信頼できる。」といった印象を抱きます。

 

まずは何を身につけたいのか明確にして面接に臨みましょう!

まれに「ただ成長したいです。」とだけ言って面接に参加する人がいます。

 こちらは「スクールに行くのはどうでしょうか?」とだけ感じるので、どの部分で成長したいのか明確にしましょう!

 

業務を理解している

 

何を身につけたいか、に関わってきますが、業務を理解していることも面接においては非常に重要です。業務を理解しないで入ってきた場合、すぐに辞める人と面接官側は想像するからです。

 

例えば、当社ではマーケティングのインターンを行っています。

マーケティングと聞くと、「広報で集客をするのかな?」「市場分析だけをするのかな?」など、世間一般で言われていることを想像すると思います。

しかし、当社ではコンテンツマーケティングと呼ばれるマーケティングを行っています。これはSNSを使っての集客とは別のことです。

 

 

面接の場で「ずっとSNSを使った集客をしたい!」と発言された場合、「当社ではあまり身につかない能力だよ!広報になればいいけど、簡単にはなれないよ。」と思い、採用を躊躇します。

その会社のインターン生が何を行っているのか、を事前に知っておき、面接で話すようにしましょう!

 

しっかり業務を実行できる人であることを証明する

 

「〇〇といった力を身につけたく、△△ができる貴社を志望します!」

 

このように聞くと、面接官側は採用したくなりますが、まだ採用には踏み切れません。なぜなら、今のままだとスクールでも行える場合があるからです。

 

つまり、どこかにお金を払えば、そういった経験が身につけられるので、「当社じゃなくても良くない?」って感じるんですね。そこで大切なのが、成果を出せる人であることを証明することです。

 

企業がインターン生を採用するのは、インターン生に成長の機会を与えるためではありません。

インターン生に利益を出して欲しいから採用するのです。そのため、応募者は「私は利益が出せます!」と証明する必要があります。

 

では、どのようにしたら利益が出せることを証明できるのでしょうか。

それは、過去の経験から抽象化して、インターン先の業務に落とし込むことです。

 

例えば、高校時代に部活で頑張り、全国大会に出場したとしましょう。その時にたくさんの苦労や逃げ出したい場面があったと思います。しかし、逃げなかったからこそ成果を出せたんですよね。

 

そこから「どのようにその壁を乗り越えたのか」「何がモチベーションとしてあったのか」を抽出します。そして、その抽出したものを、「貴社のインターンでは、私の〇〇といった力を生かして活躍したいです。」と言えば十分です。

面接官側は「ここでも成果を出してくれそう。」と感じます。

 

以上のように、企業に対して利益貢献できる人かどうかを証明しましょう!

 

「全国大会なんて立派な成果出してない。。。」

 

このように考えている人もいると思います。

そういった方は、これまで何か継続したこと、誰かの助けになったこと、何か成果を出したことを振り返ってみると良いです。そこから自分の特徴を探し出し、企業に紹介すれば良いです。

 

このタイミングで少しずつ自己分析することをお勧めします!

 

就職活動にも必ず役立つので、少し行ってから臨みましょう!

 

長期インターンの面接:まとめ

 

今回は、長期インターンの面接時に気をつけるポイントを紹介しました。

長期インターンでの面接で大切なことは、志望理由が明確であり、どうして自分なら活躍できるかを証明することです。

これらを証明できた場合はおそらく通過します。

改めて自分の身につけたい力、これまで成し遂げた経験などを振り返り、面接に臨むようにしましょう!

 

就職活動でお悩みの方は、未来電子テクノロジーの長期インターンシップでの参加で他の就活生と差を付けましょう。

 

・人事

・広報

・WEBマーケティング

 

の3職種がインターン生で大活躍しています。


この記事を書いた人

近畿大学インターン

片山勇大