「大学生になったらバイトを始めよう」
このように意気込んでいる方は多いのではないでしょうか。
今回は、僕の体験や友達の声を参考にオープニングスタッフについてご紹介します。
オープニングスタッフとして始めたバイト先の社員さんが体験した、刑務所での生活も合わせて紹介しますので、ぜひ楽しんでいってください。
大学3年生がオープニングスタッフのメリットとデメリットをご紹介!
僕は1回生の11月頃に現在も働かせてもらっているカフェでアルバイトを始めました。
ここでは、オープニングスタッフのメリットとデメリット、僕の個人的な考えをご紹介します。
メリット
1つ目は、上下関係があまりないことです。
職場での上下関係といった人間関係が嫌になって辞めたという人は多いと思います。
スタッフ同士の関係が築きやすいので、初めてのバイトや友達作りに悩んでいる方にとってぴったりです!
2つ目は、採用されやすいことです。
新たにお店をオープンするとなれば、スタッフを一から確保する必要があります。
3つ目は、好条件である場合が多いことです。
多くのスタッフを集める必要がるため、好条件な求人が多いのも特徴です。
実際に僕は、オープニングスタッフとして3つのアルバイトを経験しましたが、周りの求人に比べてかなり時給が高かったです。
また、シフトについても融通が効きやすい傾向にあるように感じます。
デメリット
1つ目は、とにかく忙しいことです。
さらに、オープンしたばかりのお店は話題性があるので、多くのお客様が押し寄せることもあるでしょう。
これらのことから、オープン前からある程度落ち着くまでは、思うように休みが取れないこともあります。
2つ目は、覚えることが多いことです。
オープンしてからしばらくは、手探りでお店を経営していくため、方針やルールがコロコロ変わってしまいます。
順次それに対応する必要があり、さらに自分のポジション以外の仕事も覚えなければいけないことがあるでしょう。
3つ目は、トラブルに対処できる人が少ないことです。
開店に備えてしっかりと準備をしていても、お店の営業を開始してからわかることも多くあります。
筆者のおすすめ
僕個人的におすすめなのはオープニングスタッフです。
お店にもよりますが、長い期間入っていると色々な面で優遇してもらえます。
また、周りのお店に比べて時給が良く、常連のお客さんに覚えてもらうこともたくさんありました。
オープニングスタッフの求人を見かけたら、ぜひ応募してみてください!
どんなバイト先なの?
上記で紹介した優遇してもらえるアルバイトは、今も続けていますが異質な体験をしています。
僕はオープニングスタッフとして1回生の11月から働き始めました。
僕は働き始めて半年くらいは、全国チェーンのおしゃれな普通のカフェだと思っていました。
しかし、社員さん3人がまさかの元受刑者だったのです!
刑務所に入っていた期間は2年、3年、13年です。
13年間入っていたと聞いた時は驚きました。
生まれたての赤ちゃんが中学生になるまでの期間ですよ。
このように、元受刑者に囲まれて働くという異質な体験をしていますが、怖いという印象は全くありません。
なんなら、2年間刑務所に入っていた社員さんとはプライベートでも遊ぶくらい仲が良いです。笑
元薬物中毒者である社員さんの体験談をご紹介!
仲良しの社員さんになぜ逮捕されたのか、また刑務所での生活をインタビューしてきました。
何故逮捕されたの?
まずこの社員さんは2回逮捕されていて、一回目は窃盗と薬物によるものだったそうです。
薬物で頭が「らりって」仕事がままならないという理由で窃盗をしたそうです。
被害総額はなんと200万円!最低ですね笑
ごめんなさい。
自転車に乗っていて車とぶつかり、気を失って、目が覚めたらそこは病院ではなく留置所だったそうです。
車を運転していた人にとっては良い迷惑ですが、轢いてくれてありがとうと言いたいです。
その後初犯だったこともあり、数か月で出れたそうです。やはり薬物は辞められず、2回目の逮捕となりました。
薬物を使うとどんな感じ?
薬物の話を聞いて少し面白い例えがあったので紹介します。
薬物って本当に怖いですね、、、
今大人気の呪術廻戦で例えると、五条悟の「無量空処」だったそうです。
作品の中では、「生きるという行為に無限界の作業を強制する」と記載されていますが、どういう意味なのでしょうか。
これは、何かしらの行動を起こした場合に、いつまでもその結果に到達できない、到達するための行動を無限に繰り返してしまうという状態にあるのです。
その結果、全てがわかるような感覚になり、いつまでも情報が簡潔しない状態になります。
長々と「無量空処」について解説しましたが、薬物の種類によっては、このような感覚だと言っていました。
刑務所での生活を紹介
「刑務所ってどんなところですか?」という質問をするとこんな言葉が返ってきました。
「食べたいものが食べられないのが刑務所」と言っていました。
刑務所内のタイムスケジュールは以下の通りだったそうです。(刑務所によって変わる)
・7時に起床→7時10分に点呼
・7時20分〜 朝食
・8時〜16時 仕事
・16時〜 夕食の準備
・16時30分〜 ご飯を食べてその後点呼
・17時〜 自由時間
・21時 消灯
毎日お風呂に入ることはできず、週に2回だったそうです。(夏場は3回)
また、このルールは刑務所やその人の等級によって変わります。
ちなみに3年間刑務所に入っていた社員さんは、等級が高く毎日お風呂に入れていたそうです。
社員さんに一問一答
・出所してしたことは?
→カフェに行ってサンドイッチを食べた、ボサボサの眉毛を剃った
・社会的差別はない?
→感じたことない
・刑務所には戻りたくない?
→絶対に戻りたくない
・薬物をしたいと感じる?
→全く感じないけど、大麻なら良いと思う
法を犯さないようにお願いしました笑
まとめ
今回は、オープニングスタッフのメリットとデメリット、僕が働いているバイト先の社員さんの話も合わせてご紹介しました。
アルバイトに悩んでいる大学生は、ぜひとも一つにこだわらずに様々な経験をしてほしいです。
始めてみて嫌だなと思えば、また新しく始めたら良いのです。
ある程度の我慢強さを身につけるのは重要ですが、ときには逃げるのも大事です。
また、アルバイトだけでなく長期インターンを始めてみるのも検討してみてください。