オンラインに強くなる!!「今」の就活を乗り越えよう
こんにちは!対面よりオンラインが好きな就活生です。
大学の講義やあらゆるイベントにおいてzoomやGoogle Meetといったビデオ通話が多用される中で、徐々に対面派とオンライン派という派閥ができたように思います。
そんな中でよく耳にするのが
オンラインはもう嫌だ!!
という声です。
しかし就活においては、そこに文句を言っている場合ではありません。
この記事では、そんな方に向けて、これからまだまだたくさん経験するであろうオンラインでの面接やグループディスカッションのコツ、オンラインの良いところをご紹介いたします。
読み終わったときには「オンラインで良かったー!」と思っていただけるようがんばって書きますので、最後までお付き合いください!
22卒はもちろん、インターンや早期選考を控えた23卒、24卒の方も必見ですよ!!
対面とオンラインでは面接の何が変わるのか
対面とオンラインの違いをひとことで言うと、「全員が同じ空間にいるかどうか」というこの一点に尽きます。
全員とは、面接であれば志望者と面接官、グループディスカッションであればグループメンバーと企業の担当者のことと考えてください。
ここで注目したいのが、これは必ずしも悪い違いとは限らないという点です。
しかし私の実感として、オンラインには負のイメージを抱く人が多いように感じます。
そこでまずは、オンラインであることが本当にマイナスに作用するのかを考えてみましょう。
面接が始まる前、慣れない機器やアプリの取り扱いに困惑する人がいます。
またソフトやアプリを通じての会話は、お互い発言するタイミングが掴みにくいだけでなく、スピーカーやイヤホンから聞こえてくる声はなんとも冷たく無機質なものに感じてしまいますね。
挙げればもっとたくさんありますが、とりあえず代表的なものを並べてみました。
そして一見すると、これらは確かに良い変化とは言えないかもしれません。
しかし対策や考え方次第では、こういった部分を味方につけられるはずです。
ここからは、マイナスだと思っていたことをプラスに変えられるようなお話をご紹介します。
オンラインのここがgood
まずオンライン就活は、対面での就活に比べて圧倒的に安く済みます。
もちろんパソコンやネット環境が必須になりますが、大学生では既にパソコンもネット環境も整っているという方が多いでしょうし、また一度環境を整えるとそれ以降追加でお金がかかることはほぼありません。
おかげでわたしは関西に住んでいますが、実際に交通費や宿泊費0円で東京の企業をたくさん受けています!!
またこれはグループディスカッションやグループワークに言えることですが、オンラインという環境は発言が少し苦手な人にこそ優しい環境だと思います。
なぜなら、ビデオ通話では一箇所を見て発言するだけで、相手の人数に関係なく全員を見て全員に話しかけたことになるからです。
しかもzoomであれば、「私が発言しました!」と言わんばかりに自分の周りに黄色い枠が出てきますね。
対面で話し合ってもどこを見て話せばよいかわからない、対角の人まで声が届くかわからない、といった不安も、オンラインならまとめて吹き飛ばしてくれるでしょう。
ちなみにわたし個人としては、冒頭でも書いたように「同じ空間にいない」ことがオンライン最大の魅力だと思っています。
この点については、相手に話が伝わりにくいというオンラインの弱点として紹介したはずですが、それ以上のメリットがあるとわたしは考えています。
たしかに、画面上とはいえ面接官と繋がっている時間は対面もオンラインもありません。
はっきり言いますが、緊張します。
しかし、面接の前後はどうでしょう。
対面の面接だと、受付でチェックされ、待ち時間に廊下での態度を見られ、そして終始マナーをチェックされ、、、
こんな空間、わたしには到底耐えられる気がしません。
それがオンラインでは、インターネット上に立てられたルームに入るその瞬間までは、完全に自分の世界にいられるのです。
これは本当に本当に、本当に素敵なことだと思いませんか?
わたしは学校の奥の方の人がいない場所でよく面接を受けていますが、面接が始まる2分前までは友達と電話で話したり、渡り廊下に出てかなりの声量で歌をうたったりしています。
もちろん誰しもが歌をうたう必要はありませんが、つまり直前・直後は自分のすきな形でリラックスできるということです。
そして面接が終わると、また瞬間的に自分の世界に帰ってこられるのです。
まるでワープするように、行き帰りの道中をすっ飛ばして面接だけを受けられると考えればどうでしょう、だんだんオンラインが好きになってきたのではないでしょうか?
少し長くなってしまったかもしれませんが、オンラインの魅力ポイント、最後はカンニングができることです。
これには多少のコツが必要ですが、対面の面接では絶対にできないという点でやはり魅力度は高いですね。
「学生時代に力を入れたことは?」
「どうしてこの業界を志望してるの?」
こんな基本的な質問が飛んできたとき、どれだけ準備したつもりでもフワッと一瞬にして頭の中が真っ白という経験をした方もいるはずです。
しかしオンラインなら心配ありません。
パソコンに簡単なメモ書きを貼っておくだけで、忘れたり焦ったり、そんな理由で言葉に詰まることはなくなるでしょう。
ただし相手を見ずにカンニングペーパーの方ばかり見ていると印象は良くないので注意が必要です。
オンライン面接、これだけは気をつけよう3選
オンラインの良さをたくさんお伝えしてきましたが、決してオンライン面接が簡単だと言っているわけではありません。
最低限のマナーと多少のコツを掴んで挑めば、いよいよ「オンラインで良かった!!」と言っていただけるはずです。
そこで最後に、オンライン面接で気をつけるべき点を3つご紹介します。
・ビデオ通話には慣れておく
多くの企業が、zoomやGoogle Meetを用いて面接を行います。
特にzoomは今や使えて当たり前という風潮が出てきているので、使い方がよくわからなくて音声が聞こえない、チャット機能の使い方がわからないなどといったミスは非常にもったいないうえに致命的です。
このような失敗を防ぐためには、事前に指定されたツールを使って友人と通話してみるのがよいでしょう。
基本的には誰でも無料で使用できるものばかりなので、ぜひ実際に使って最低限の機能と使い方を把握しておくのがおすすめです。
・目線はカメラ
これはわたし自身が面接のフィードバックとして人事の方に教えてもらったので間違いありませんが、画面ではなくカメラを見ることが大切です。
曰く、それだけで説得力がかなり違ってくるそうです。
画面に映った相手の目を見たくなりますが、ぐっと堪えてカメラを見ましょう。
そうすると、不思議な感覚ではありますが相手は目が合っているように感じてくれます。
どうしても画面を見てしまう方におすすめなのが、画面を隠してしまう方法です。
画面共有でもされない限り、面接官からはほとんどの情報が音声で伝えられるため、画面から伝わってくるのは緊張ばかりだとわたしは考えています。
つまり画面を隠すことでより自然に話せるということです。
もちろん画面共有されているときは画面を隠してはいけませんし、またこの方法はあくまでわたしの自己流なので全員に有効なものではありません。
ぜひ自己責任でお試しください。
・より丁寧に、はっきり話す
電話でもそうですが、やはり機械を通した声はいくらか聞きづらくなります。
さらに緊張しているとなると、自分ではわからなくても実際は相当聞きづらい話し方をしてしまっているかもしれません。
不自然でない程度に、最大限はっきりと話すようにしましょう。
まとめ
オンライン就活、好きになっていただけましたか?
好きにはなれなくても、少しでも苦手意識が薄れていれば、この記事が役に立っていれば幸いです。
オンラインでの会話は常に、画面の向こうにいる人がどう受け取るかを考えるのが重要です。
画面の前では魅力的な人間も、画面の向こうでは声の聞こえ方や仕草、さらに言えばカメラ映りまで含めてどのように見えるのかわかりません。
しかしそこまで考えられるようになれば、もはやオンラインがマイナス要素になることはないでしょう。