2021.6.14

就活は恋愛!って本当ですか

立命館大学 インターン

先東 新之助


就活のコツとしてよく言われる言葉、それが

 

就活は恋愛

 

です。

聞いたことがある人も多いと思いますが、果たしてこれは本当でしょうか。

というよりそもそも、どういうことなのでしょうか。

 

ここではそんな言葉の意味を探りながら、就活のコツをお伝えします。

おもしろおかしく書いてはいますが、決してふざけた内容ではありません。

楽しみながら就活のモチベーションに繋げていただければ幸いです。

 

ちなみに!!

「俺に、私にとって恋愛はそんなもんじゃない!!」という気になる方もいらっしゃるかと思いますが、今回はそういうお話ではないためご勘弁を。

 

基本は自分と相手

 

就活も恋愛も、まずは自分と相手、すなわち自分と会社です。

相手のことをしっかりと知って、きっちり想いを伝えることが大事ですよね。

 

この業界にはたくさんの会社があるがなぜうちの会社を志望するのか、という質問に対して明確な答えが出せない人がいます。

実際に働いてもないのにわからないよ!と思う方のために、恋愛に置き換えて見てみましょう。

 

「わたしのどこが好きなの?」

 

「えっと、髪が長くて、目が大きくて、声がきれいで、、、」

 

 

なんだこいつってなりますよね。

ほんとにわたしのこと好きなのか?って。

 

企業もおそらく同じ事を思っています。

 

「本当にうちの会社に興味があるのかな?」

 

こう思われてしまっては、不採用にグッと近づいてしまうでしょう。

逆も同様で、相手のことをどれだけ考えているかを伝えると好感度はグググッと上がります。

 

「どうしてわたしがいいの?」

 

「こういうきっかけであなたに惹かれて、あなたのこういうところが好きで、もう僕にはあなたしかいません!!あなたじゃなきゃだめなんです!!」

 

ということを現実で言われれば気持ち悪いかもしれませんが、就活においてはこれくらいの熱意を持って相手に接していくことが大切です。

そんなことまで調べてきたのか!と思われれば採用にまた一歩近づくでしょう。

 

「わたしのことちゃんと知ってる?」

 

「あなたは○○県△△市に何年何月何日に生まれました。趣味特技は××で、こんなところが長所だけど、ここが欠点です。でもぼくと付き合ってくれたあかつきには、ぼくの長所を生かしてこんな方法であなたの欠点を変えてみせます!!」

 

恋愛でこれをやってしまうと犯罪スレスレです。

もちろん極端な例ではありますが、就活においてはこれくらいの勢いで相手にぶつかると結果も変わってくるでしょう。

そういう意味では就活は恋愛ではなく、ストーカーかもしれませんね。

 

 

出会いが無い

 

「彼氏欲しくないの?」

 

「いい人がいないの、、、」

 

こんな会話もよく耳にします。

そんなときどうするでしょうか。

しかも来年の3月までに恋人を作らないといけないとなると、行き着くのはおそらく合コンやマッチングアプリです。

自分に合いそうな人を必死に探しますよね。

 

 

これが就活だと、

 

「どこ狙ってるの?」

 

「いい会社が見つからなくて、、、」

 

になるでしょう。

そしてやはり同じく来年の3月までに内定をもらわなければならない。

ここでぜひ利用したいのが、『合同説明会』という名の合コンや『OfferBox』『iroots』といったマッチングアプリです。

 

もちろん超イケメン(3カ国語ペラペラで学生時代に起業してめちゃくちゃ稼いで将来有望な人材)には勝手に女の子(企業)が集まってきますが、そんな人は滅多にいません。

自分にとっても相手にとっても良いパートナーに出会うためには、待っているだけではなく自分から探しに行くことが欠かせないのです。

 

最後に

 

これまた恋愛も就活も同じですが、付き合うことや結婚、はたまた内定はゴールではありません。あくまでその先の生活のスタートに過ぎず、だからこそ先を見据えた選択が必要になるのです。

 

よくいる高校生のように付き合っては別れ、また付き合っては別れを繰り返すような転職に次ぐ転職も選択肢としてはアリでしょう。終身雇用や年功序列といった制度が崩れつつある今、その選択肢は決して悪いことではありません。

ですが、幸せで安定した結婚生活を求めるのであれば、積極的に出会いを作り、しっかりと相手を見極め、アピールにアピールを重ね、相手に認めてもらうことを忘れてはいけないのではないでしょうか。

 

「就活は恋愛」という言葉の解釈はこの通りに限らずさまざまでいいと思います。

大切なのは、相手に興味をもって接することです。

こんなことも考えながら、少しでも楽しんで一緒に就活がんばりましょう(^^)


この記事を書いた人

立命館大学インターン

先東 新之助