新たな場所で新たな人間関係を構築していく、または新たな学年になりさらに交流の幅が広がっていくのが4月です。
「新たな出会いがたくさんあるはずなのに、なかなか人間関係が広がっていかない」
「友達ができない」
このように感じている方もいらっしゃるでしょう。
そこで、大学で友達ができないと感じている方に向けて、友達ができにくい理由とその改善方法をご紹介します。
友達ができないのはなぜ?
友達ができにくい理由として考えられる理由を、ここでは3つご紹介します。
1つ目は、他地域から出てきて周りに知り合いがいないことです。
新しい場所でも知り合いがいれば、そこから繋がりができて交友関係も広がっていきます。
しかし、大学に知り合いが初めからいない場合は、自分から声をかけていかなければいけないため、友達ができにくいですよね。
2つ目は、高校の友達と仲良すぎることです。
大学で友達ができないと、どうしても居心地の良い高校の友達と一緒にいたくなってしまいます。
特に、お互いがそれぞれの大学で友達ができないことで悩んでいる場合は、お互いの傷を舐め合うように集まってしないがちです。
居心地が良いからと高校の友達ばかりといてしまうと、大学で新しい人間関係を構築するのは難しいです。
高校の友達と遊ぶことは悪いことではありませんが、「居心地が良いから大学の友達はいらない」と考えてしまっているのなら1度お互いを思って距離を置くのも良いでしょう。
3つ目は、自分の仲の良い友達と大学の人を比べてしまっていることです。
仲の良い友達ができないと、どうしても親友や仲の良い地元の友達を思い出して比べてしまいます。
高校はホームクラスがあるため、同じクラスになった人とは必然的に共に過ごす時間が多く仲良くなりやすいです。
しかし、大学は高校のように仲良くなる機会が設けられている訳ではありません。
友達を作りたいならこれを意識しよう!
高校の友達や地元の友達を思い出して比べてしまうという方は、その友達と仲良くなった時のことを思い出してみてください。
どの友達も、出会って数日で今のように仲良くなった訳ではないと思います。
家が近かったり、中学高校から同じ学校で一緒に過ごす時間が多かったりしたからですよね。
大学でこれから出会う人たちと仲良くなるためには、同じように時間が必要です。
少し話をしただけで「合わないな」と交友関係を絶ってしまうのではなく、少しでももう少し話をしたいと感じた人には自分から声をかけて、一緒に授業を受けてみたり昼食を食べてみたりしましょう。
大学で友達を本当に作りたいと考えているなら、サークルでも何でも1度参加してみましょう。
違うなと感じたら、次の機会を待つのではなく、探しましょう。
自分から探していれば、いつか必ず楽しいなと思える人に出会えます。
高校とは違う環境ですが、何事も自分次第で変わります。
「自分に合う人がいない」とその人を友達候補から外してしまうのではなく、「どんな人なんだろう」と話をしてみてください。
話してみると案外面白い人だったというのは、皆さんも経験があると思います。
大学は自由だと言われるように、友達の作り方も自由です。
同じクラスになった人に話しかけるのもよし、サークルに参加してみて活動する中で仲良くなるのもよし、インターンを始めてさまざまな人に会うのもよしです。
友達ができないことを相手のせいにせずに、どんどん色んな場に赴いてみましょう。
「友達が欲しい」と思っているあなたなら、きっと大丈夫です。
まとめ
今回の記事では、大学での友達作りについてご紹介しました。
誰しも初めて出会う人には、本当の自分を見せられないでいます。
相手も同じだと思って、少し話をしてみましょう。
気づくと友達と呼べる人が大学にもできているでしょう。