働くって、きっと日本も海外もおなじ。重要なのは環境が自分に合っていること。

原田 翼

関西大学 政策創造学部国際アジア法政策学科

ー2018年3月卒

PROFILE

自分の社会経験の不足を感じて、2017年2月末から未来電子でインターンをはじめる。将来は東南アジアで活躍したいと語る原田君は、なぜ留学ではなく長期インターンという道を選んだのでしょうか。チャレンジを求め、考え続ける原田君に、インターンについて聞いてみました。

経験も考えも、足りないと感じたからインターンを選んだ

-原田さんは、どうして未来電子でインターンを始めようと考えたのですか?

インターンに来た理由は、単純に成長したいと思ったからです。これから社会に出ていくのに、スキルだったり考え方とかを身につけたいと思って。で、そうすると実際に働くのが大事かなと思いました。アルバイトとかではなく、仕事として、社会的な経験を積もうと思って長期インターンという選択肢を選びました。

-それには、やはり周囲からの影響もありましたか?

いや、周囲からの影響は特になかったです。今自分が4年生なので、この1年をうまく自分のためになるように使いたいなと思ったので、その結果がインターンでした。

-就職活動はしていないのですか?

ほぼしてないです。つい最近一社だけエントリーシートを送ったくらいで。まあ、あんまりする気がないです。

-それはインターンに打ち込むと決めているからですか?それとも、他に何か別のプランを考えていますか?

僕は海外志向が強くて、大学卒業後は海外で働きたいなと考えているんです。アジア方面、特に東南アジアとかで働きたいです。そのために今、前段階としてインターンで色々な経験を積もうと思って。

-なるほど。では「自分には経験が不足しているな」と思ったそのきっかけは何かありますか?

海外で働くこととか、社会的に成功している人とかをネットで調べることがよくあるんです。そうするとみんな、それまでにいろいろ経験を積んでいて、なにもだらだら過ごしているわけじゃないんだ、っていうことに気づいたんです。今自分はなにしてるんやろ、って、改めて考えなおすと、大学3年間なにもしてこなかった、ただ遊びほうけていたなあと思います。自分には経験とか、考えが全然足りないと思って、だからインターンにきました。

-なぜ海外に対してそれほど興味を持っているのですか?

実は、旅行としてバックパッカーを東南アジアでしたことがあって。その場所の空気感がすごく好きだったんです。で、そんな東南アジアでも、アジア圏以外からの人が英語で仕事をしていて、格好良いなあ、と思ったのがきっかけでした。

働くということは、常に考えるということだとわかった

-海外に憧れがあるということですが、原田さんが実際今働いているのは日本です。そこに、ギャップは感じなかったでしたか?

実際に働いてみて、なんか思ってたのと違うな、と思うことはありました。もっと色々なことができると思っていたけど、そうではなくて。裁量とかを与えてもらうには、結果を残さないといけないなと気づきましたね。

-義務と権利の話ですね。

周りの人とかを見ていても、裁量を与えられて結果を残している人は、最初からそうだったわけじゃないんですよね。言われたことを全力で一つずつやって、そしたら周囲からの評価も高くなっていく。その評価が、裁量や仕事をもらえることにつながるな、と思いました。

-なるほど。働くということを少しずつ理解してきたのですね。

そのおかげで、日本で働くのもいいな、と感じるようになりました。今、自分が日本で働いていて、悪いイメージもないですし。海外でも日本でも、働くということの違いはあまりないんじゃないかな、と思うようになってます。どっちで働いても、メリットもデメリットもあると感じています。自分があってればいいかな、と思います。

-重要なのは環境が自分に合っているのかどうかということですね。

はい。まあ、そもそも未来電子はあんまり典型的な日本の企業、って感じではないんですが。納得して働けて、周りから良い影響が得られるならいいかなと感じています。

-では、インターンの経験で、ここは苦労したなと思うことはありますか?

常に考えることが、とても難しいです。何事も考えるのは当たり前なんですけど、自分で課題を見つけて解決するとか、そういうことが全然できませんでした。今まで考えずに生きてきたんで、とにかく考える癖をつけるために、頭をフル回転させるのが難しかったです。

-今、考え方に変化は出てきましたか?

そうですね、予想する力がついてきたと思います。友達と普通に話していても、相手がなんでこんなこと言ってくるのかなと考えたりしますね。今まではただ受け止めるだけだったんですけど、何事にも、正直しょうもないことにも、考えるようになってきました。

安パイな人生よりも、壁にぶつかって乗り越えたい

-考える習慣がついてきたということでしたが、参考にした人や考える習慣をつけるようになったきっかけは何がありましたか?

誰かというよりは、研修で読んだ10冊の本(研修で読了が指定されている)でした。すごくいい本ばかりだと思います。特に、「自分を捨てる仕事術(著:石井朋彦)」という本は、守破離の考えをテーマにしていて。何事もまず、柔道とかでいう型から入って、型を身に着けて真似ていくという考え方なんですけど、僕はそこでそれを初めて知りました。実際の業務でも守破離の考え方は自分のためになるし、絶対にこの考え方を崩さずにやっていけば成長できるな、と思います。

-他にも、原田さんにとって印象に残っている話はありますか?

一度、社員の方から、失敗したときに相手のせいにするんじゃなくて、自分のせいにしろ、と言っていただいたことです。他責ではなく自責にする、それはすごく大事だなと思いました。自分はどうして失敗したのか、次はどうすればいいかを考えろと言われたときに、常に課題を見つけて克服していくということが重要なんだなと感じたんです。

-確かに、相手を変えるより自分を変えるほうが簡単ですし、自分の力で課題を解決できますね。そのようにして今は学び続けているところだと思いますが、今後のビジョンはありますか?

はい。海外、特にアジア方面で英語を使ってビジネスを広げていって、日本とアジアに貢献できるようなビジネスマンになりたいと思っています。

-その目標の決定に至ったのには、インターンの経験が影響していますか?

はい。幅広く世界を見れるようになってきたなと思います。卒業後か、卒業するまでにかは分かりませんが、次は留学も経て、その後に海外インターンもしてみたいと考えています。若いうちから失敗とかをしておきたいんで、こうやってぶつかって乗り越えてみたいと思っています。安パイな人生って、あまり好きじゃないんです。

-これからも攻めていってください。

そうですね。どんどん行動して、攻めていきたいです。


入社後のステップ

・入社後3週間で研修課題をクリア
・PRチーム加入後2週間でコピーライターに昇格
・PRチーム加入後2ヶ月で業務以外の時間の継続的な取り組みが評価され、メディアチームからスカウト
・現在メディアチームの最初のステップであるメール営業で主軸を担い、テレアポに挑戦するため修行中

メンターの声

専務取締役 西光弘

原田君はもともと継続的に何かに取り組むことに優れていた学生でした。それが顕著に現れたのは英語プロジェクトの課題です。1ヶ月半もの間毎日出題される課題に対して、質の高いアウトプットを継続していました。そこで、継続的な質の高い成果が求められる「営業」に向いていると感じ、PRチームからスカウトしました。メディアチームに移籍した今も、継続的な努力を重ね、必ず大きな成果に結び付くことを確信しています。