今回は、未来電子で「おかん」の愛称で愛されていた、松上さんに来ていただきました!今は未来電子を卒業して、社会人として大手企業に勤めています。そんな彼女が今感じていることをインタビューしてきました!未来電子の卒業生だからこそ、また社会人になったからこそ語れる心情を伺っていけたらなと思います。
就活をなんとか生き抜かないと!
―私(窪田)は松上さんと一緒に働いたことはないんですけど、松上さんのことは色んな方から聞いています!本日はよろしくお願いいたします!
よろしくお願いします。
―それではまず、簡単に自己紹介からお願いします。
滋賀大学経済学部出身の松上千尋です。今は、某大手システムインテグレーター企業(SE会社)に入社して、研修を受けているところです。未来電子インターンでは主に、マーケティングチームで記事を書いていて、その後編集部で校正作業をしていました。
―ありがとうございます!
未来電子には何ヶ月くらい在籍してましたか?
入ったのが3回の夏場なので、1年ちょいですね!
サマーインターンを始めようかなって時に入りました。
―その時期に長期インターンに入ろうとした理由はなんですか?
当時実家の京都に住んでいて、滋賀大学のプロジェクトで台湾に3週間行ってきました。1週間研修して、2週間業務をするみたいな感じです。そのときの業務っていうのが、台湾にはインターンの仕組みがないこともあって雑務だったんですよ。私がやっていたのは、中国語の文章を日本語に翻訳して、上司におくるっていう仕事でした。
そのときに、周りの人たち(台湾人)も基本ルーティーンワークをしていたので、暗くて、つまらなそうだったんです。材料一覧みたいなのを作ったりしていて、しょうもないなって感じてしまって。そんな社会人にはなりたくない、もうちょっとスキルを身に着けて、ちゃんと就活をしたいなって思ったのがきっかけです。
それで、短期じゃなくて長期のインターンを台湾の地で探しました。そしたら未来電子に出会ったんです。
―台湾で見つけたんですか(笑)
じゃあ、未来電子に入った理由としては就職後に使えるスキルを身に着けるためですか?
というより、「就活を生き抜かないと!」っていう感じです。なんかしないとっていう漠然とした焦りがありました。
―なるほど。それで未来電子で長期インターンをすることに決めて、最初1か月は大阪勤務、その後京都オフィスに移動されたんですね?
そうです!今は未来電子の雰囲気も明るいしインターン生も活発みたいですけど、私が入ったときは混沌としてましたよ。(笑) 空気が暗くて、お昼休みに入っても誰も喋らないみたいな…
―意外です!
今はインターン生も増えて、インターン生同士でも社員さんとも活発にコミュニケーションをとっているように思います。今入ってくるインターン生は恵まれてますね…(笑)
肌に合っていたことがやりたいこと
―そうやって未来電子でインターンをしながら就活を迎えたわけですけど、ベンチャーにいるとやっぱり就活でもベンチャーを見るものですか?
いや、私の場合は最初ネームバリューに惹かれて大手ばっかり応募していました。代表(未来電子の社長)から今後のマーケットの話とかをよく聞く環境にいながら、やっぱりメガバンクとかコンサル業界とか大手のネームバリューに惹かれてしまっていました。
―そうなんですか!じゃあ、業界を絞っていったというよりは、始めは規模で見ていたんですね。
そうです。業界は絞らずに、コンサルよさげかな?かっこいいし!くらいの感じでした。(笑)
中小とかも一応受けたんですけど、自分のやりたいことじゃないところを受けて、中身のないことを言って落ちました。
―やりたいことがあったんですか?
はい。就活前まで経済学部でマーケティングやっていて、マーケティングしたいなっていうざっくりとしたことを思っていました。その後、周りのみんなの就活情報に流されて違うところも受けだしたけど、「いや、待てよ、やりたいのはマーケティングでしょ?」ってなって。
―なるほど。心の中ではマーケやりたいって思ってたんですね!
マーケティングに興味持ち出したのはいつごろなんですか?
小さい時から「会社で働きたい」と思っていたんです。それで高校生になって、高校では仕事のことに対して無知な状態なので、黄金伝説で世の中には社食が無料の会社があるんだ!って知ったんです。その会社がたまたまマーケティングの会社で、入りたいと思って。働くなら経済系っていう感じで、マーケティングの世界に興味をもちました。(笑)
―社食入りだったんですか(笑)
そういう入り方でも、実際にその業界に興味をもって、一貫しているのってすごいことですよね!みんなやりたいこととか、働く業界を求める根拠とか探そうとするけど、入りは本当に小さいことでいいんだと思います!一貫してマーケティングに魅力を感じていたのは自分に合っていたから?
はい、肌に合っていたんだと思います。
グループワークやロジカルシンキングでよくある、『新商品生み出しなさい』みたいなのがすごく大好きなんです!
―考えるのが好きなんですか?
考えるもそうだし、新しいのを思いつくのが好きです!
理由を考えたら、私って損するのが嫌いで、一番いい選択をいつも考えるんです。そこからお金で損しないスマートな方法を考えるのが好きになって。だからビジネスのグループワークみたいなのが好きなんですよね!
―ありがとうございます!
判断基準がわからない
就活では、面接やESで未来電子のインターンのことを話しましたか?
もちろん!
未来電子で学んだことを志望動機に盛り込みました。
マーケティングの中でもデータサイエンスの分野の仕事したいって思っていたんですけど、そもそもなんでそれが思い浮かんだのかっていうと、未来電子の代表のおかげなんです。インターンをするにあたって代表が指定した本を読むんですけど、その指定図書の影響とかNewspicksの影響とかで、「今の世の中パソコンが生まれてから経済のスピードが速くなっています。さらに人口が減っていて、AIに仕事が取られていく。日本に今足りていないのはデータサイエンティストだよ。」ってことを知ったんです。足りてないんだったら私がなろうと思いました。
こうやって、就きたい仕事の背景を語れるのは未来電子インターンのおかげだし、すごく就活に役立ちました。
―学生が社会に出る前に、社会人と接して社会の流れを教えてくれる環境にいるのってすごく価値が大きいですよね。
そうです!
そういう機会がなかったら毎日サークルで飲んでて、社会人になったときに出遅れますもん。
一回学生のうちに社会人と触れる環境にいれば、自分なんも知らんくない?って気付ける。そして、次のステップに上がるためのインスピレーションを受けられる。みたいな感じです。
やっぱり学生って何も知らないまま就活が始まって、業界とか一応見てみるけど、結局自分が何やりたいのか知らないままに、業界を見て、よく分からないまま会社単体を見て。自分の軸・判断基準がないまま判断材料を探して。
でも私の場合は未来電子で代表の言葉を聞いて、判断基準を見つける前に自分で本とかニュースを読んで、時代がこうなってるならそれに合わせた動きをしようと思えました。そして、足りてないデータサイエンティストになろうって思えたんです。
データサイエンティストに限らず、社会人の考えや気になる文章、情報をインプットして、時代に合った仕事を見つけていくのも一つではないでしょうか?
―私も就活生なので、自分の軸がない気持ちはすごくわかります。その状態で業界比べても結局決断できなくて。だから会社や業界を見るより、視野を広げて情報をインプットしてから自分を見つめた方がいいってことですね!
そうです!
私が前読んだブログで、
「俺は今まで安定ばかり選んだが、面白いか面白くないかで判断して生きていきたい。」
みたいなこと書いているのを読んで、すごきいい判断基準だなって思いました。
ぜひこれから就活の学生には読んでほしいです!
シンプルな判断基準。
学生はそれくらいシンプルな判断基準でいいんじゃないかな?
その記事はこちら→「21世紀の生き方」
―この記事私も大好きです!
百聞は一見に如かず
今年新卒の私の先輩とかのSNS見てると、結構会社行きたくないと思っている方が多いんですよ。それって多分学生時代と社会の厳しさのギャップにやられてるんかなって思って。インターン生として、学生のうちから社会に1年近く触れてこられて、実際に社会に新卒で出られて、何かギャップを感じますか?
ないですね。なんであんなに衝撃を受けて5月病になるのかが逆にわからない。(笑)
私は元々体育会系でバスケをしていて、それがめちゃくちゃしんどくて。あれを乗り越えたり受験勉強もちゃんとしたりしていた方なので、しんどいって思うことが少ないですね、人生において。未来電子にインターンで入ったときも、「こーいう会社なんだ、へー」くらいでしたし。なので社会に出てもギャップにやられることは今のところないです。
―そうなんですね!普通未来電子に入るときって、就活で活かしたいし成長したいけど、うまくなじめるか不安とか、今の生活変わるの怖い・・・ってのが多いと思うんです。
そうは言っても、百聞は一見に如かずじゃないですか?
未来電子に入ったとて長期インターンで永遠働かされるわけじゃない。合わないと思ったら辞めたらいいし、私はここで頑張れるっていう路線を見つけたら続けたらいいし。
私は就活でもやったことなんですけど、例えば保険会社とか興味はないけど実際の雰囲気を知らないじゃないですか。だから足を運んで見に行って、やっぱり違うなってなったんです。もし本当に長期インターンが少しでも気になるのであったら、一回やってみて、あかんかったらあかんし、ベンチャーは違うなって思ったら就活でベンチャー違うってことが分かるし。いいことしかないと思う!
とにかくやってから考えたらいいんじゃないでしょうか?
―そうですね!
本当に、百聞は一見に如かず。ぜひみなさん、今思っていること、迷っていることがあるのであれば、一旦やってみるっていう選択をしてほしいと思います!
―松上さん、本日はお忙しい中素敵なお時間ありがとうございました。
私に松上さんの気持ちが刺さったように、読者にも届いてくれたらと思います。
データサイエンティンストとして活躍されることを楽しみにしています!
本当にありがとうございました!
ありがとうございました!
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入社後のステップ
未来電子でインターンをしながら就職活動を行い大手企業から内定を貰う。その大手システムインテグレーター企業に就職を決意し、現在は社会人1年目としてデータサイエンティストを目指して研修中。