みなさん、こんにちは!
今回は、懐かしいゲストに来ていただいています。元未来電子インターン生、山口さんです!4回生として、内定先でお仕事を任されている彼は、就活で何を思い、今どのような価値観で働いているのでしょうか?熱い思いを語っていただきました!
―山口さん、本日はよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
日本のために熱狂して仕事をしていく
―まず簡単に、自己紹介をお願いします。
大阪大学4回生の山口と申します。現在は内定先であるスタートアップ企業で内定者として、会社のPRと採用の集客業務の手伝いをしています。
―新卒内定者に任せてくれるんですね!
そうなんですよ。僕の会社は新卒採用に力を入れていて、新卒が会社の組織文化を作っていくというスタンスなので、一年目から色々任せていただけます!あと、会社自体が大きくなっている途中なので、人手不足っていうのもあると思います。本当の大手になったらそんなことないのかもしれないけど、ベンチャーはどこも一定リソース不足だと思うよ!
―そうなんですね!新卒採用に力を入れているベンチャーということですが、どれくらいの規模の会社なんですか?
今創立8年目の会社で、社員は150名の会社です。
―その会社で19卒として内定をもらったのはいつ頃ですっけ?
3回生の1月ごろですね。
―それは今やっているような採用の部分をやりたくて入ったんですか?
全然違います!
当時業務レベルでやりたいことはなかったんです。「コンサルやりたい」とか「採用やりたい」とかはなかった中、この会社をを選んだ理由は2つあります。
1つはただただ会社のビジョンに共感したこと。日本を再浮上させたいと強く思っている会社なんです。日本の労働生産性が低いってのを感じている今、日本の沈没を止めるためにみんなで熱狂して仕事をしていく。周りの社員さんもそう思ってるし、その上全員がめっちゃ優秀だから、ここでなら頑張れると思ったんです。
もう1つは、自分は日本で指折り1%に入るくらいサボり癖がすごい上、いい所だけを見せる人間で、そんな自分が嫌で嫌で仕方なかったからです。一定のことはサボり癖があってもできてきたから、怒られることもしてこなかったしのびのび生きてきたんです。でも振り返ったら結局大きいことを何も成し遂げてなくて、そんな自分がもっと嫌になりました。それを変えて本当に大きいことができる人間になりたいなって心から思ったんです。
今までの自分って、周りの人を一定楽しませたらいいやって思っているところが結構ありました。それはそれで幸せだったけど、いざ本当に「やりたいことは何なの?」ってなったときに、自分が大きいことを成し遂げるってことがなかったことに気づかされました。自分で成し遂げたいこともなかったし、成し遂げた経験もなかったから、「人の行動を実現させる」、「人が楽しんでくれる」という方向に力を注いできたんですよね。
けどそれって、人生を費やすのに自分が一番幸せになる方法なのかなって思って、腑に落ちなかったんです。まずは自分がやりたいと思ったことを成し遂げる人間になったらそれって、そういう人間になったからこそ自分の周りの人たちに真の影響を与えられるってことだなって。もっと「あれしよう」「これしよう」って思って周りの人が思ってくれるのかなって。一回自分にベクトル向けてなにか成し遂げられる人間になりたいと感じました。今回でいうと日本を再浮上させてGDPを上げるという大きなことを成し遂げられる人間を目指したいです。そうなったら僕の発した言葉がより周りの人に響いて、彼らをより幸せにできると信じています。
―なるほど。今までは自分のやりたいことがなくて、だったら人のために時間を費やそうとしてきたけど、今の会社と出会ってやりたいことが見つかって、自分のために大きい何かを成し遂げられる人間になろうということですね!かっこいいです。
動き始めたらやりたいことが見つかった
―では、やりたいことが見つからない学生がたくさんいると思うんですけど、山口さんがやりたいことが見つかったきっかけってなに?
ずっとやりたいことがなくて、だらだらしてきたけど、一番大きいきっかけは、動き始めたことかな。就活とか長期インターンで未来電子きたりとかのように、とりあえずやろうって動き始めました。まあ、動き出そうってなったのは留年したことが原因なんですけど。(笑)
だから、みんな留年していない時点でおれよりすごいですよ!
―「動き始める」というのがやりたいことを見つけるための一歩ですね!
はい。まず留年した人向けにアドバイスすると、
ヤバイ!と思って何かしないとという焦りが出てくると思います。そうなったらなんでもいいから動き始めてほしい。「留年 やること」って検索したら何かしら出てくるから。(笑)バイトでも留学でもインターンでもなんでもやることはいっぱいあるし、今までと違うことをし出したらいいと思います。
次に留年していない人向けにアドバイス。
前提として99%の学生は留年をしていない時点でおれよりすごい人です。だから、「やりたいことないなー」とか未来への漠然とした不安とか閉塞感とかあるなら、大きな一歩じゃなくていいから現状を変えて欲しいという願い。「就活やだなー」とか「働きたくないなー」とかを友達に相談するレベルでいいので、解決策というか違う一歩を踏み出すことが大事なのかなって思います。おれはそれでインターンを始めたし、就活とかでは結構色んな企業を見たし、それでやりたいことを見つけられました。
―危機感にあおられて行動に移すことができ、その行動の1つとして踏み込んだ先に未来電子があったということですか。そこに10か月くらいの時間を費やして、未来電子も要因の1つとしてやりたいことを見つけたわけじゃないですか。でも未来電子や新しいコミュニティ先に入っただけで、やりたいことが見つかったわけじゃない。山口さんは、「その中でどういう動きをしたから今の自分がある」と思いますか?
俺の場合は、ラッキーだったのは入ってすぐにGOuniteに行かせてもらえたことですね。一番目のGOuniteユーザーなんです。カリキュラムのない状態から作っていったっていう状態で、最初に手を挙げたからっていうのが大きいのかなって。サービスが始まるって会社で流れたときに、すぐに関わらせてくださいって言ったんです。
―よく入社してすぐに手を上げることができましたね。
やっぱ、サボり癖があるくせに、いざ仕事しようって思ったら社会の役に立ちたいっていう気持ちになるんですよね。GOuniteを考えたときに、GOuniteが発展したら、会社と学生のミスマッチが限りなく減るなっていうのは思っていて。日本人が楽しく働けない状況っていうのが本当に嫌で、これがあったらミスマッチが減って、仕事を楽しむ人が増えるんだろうなって。あとは日本の新卒採用って人もお金もコストがすごくて、それを減らす助けになれるんじゃないあなって思いました。そうやって手を挙げた感じです。
―そのとき当時からそんなこと考えてたんですね。
サボり癖ある人とは思えないです。(笑)
自分のやりたいことが見つかったときは、行動に移せるんだよね。
未来電子でGOuniteに出会って、やりたいことだと思ったから手を挙げられました。
―なるほど、今までやりたいことがなかったけど、やりたいこととの出会いが山口さんのやる気にも繋がったわけですか。ありがとうございます。
その後、2017年10月ごろからインターン人事のポジションをやってましたけど、それも手を挙げたんですか?
うん。10月から大学を休学するってなったから、「どうしようかなー。未来電子以外の選択肢もありだなあ」って思っていたときに、森高さん(元社員さん)に「1からの人間関係構築するんだったら、信頼ある未来電子で何か始めたらいいんじゃない?」って言われて、ヒューマンリソース(以下HR)にかかわることをやらせてほしいと手を挙げました。
―HRにもともと興味があったんですか?
んー、少し。人事チーム入った理由は、1つに休学して時間があるから。2つ目に自分の強みとして社交性とかポジティブとか包含(仲間はずれをつくらない)とか、一定そういうのが向いてるっていうのがあったから。いろんな人のやりたいことを実現しつつ、一人ひとりの生産性を上げることをやりたいなって思いました。3つ目に会社的にもちょうど部署移動があって、そのポジションの人が足りていなかったからマッチしていたんです。
―タイミングよく適材適所の人材がいたってことですね。
自分の言葉で人のこころを動かす力
―そこから人事を4か月くらいして、多くのインターン生と接点を持って、今も学生に関わる仕事を内定先でしているわけですね。その人事の4か月で学んで今の仕事に活かせていることって何だと思いますか?
俺の言葉ひとつで、人の心を動かす力を身に着けることができたこと。あとは自分で気づいたこととして、人に言う割に自分が出来ていないなってことに気づきました。人に「やれよ」って言う前に自分がやれよって思ったんです。人に「一貫した行動を」っていうのに、自分が一貫していない。これを直して一貫した言葉を話して一貫した行動をして、成果につながってる人になれたらいいなって。それができる人が本当に人の心を動かすんだろうから、そういう人になろうって思えました。あとは一緒にがんばろうって言って人の心を動かすことっていうのが楽しいと純粋に思ったのもあります。
―人事インターンを通して、身につけたいと思っている能力と楽しいって思っていることが一致したし、自分に足りないものが見えてきたんですね。
そうです!その人を思うことはできるんだけど、自分がもっと一貫している人間じゃないと響かないことってあるなって思ったし、薄っぺらいアドバイスになると思ったから、楽しい反面力不足を実感しました。
―なるほど。未来電子の長期インターンに就活のために来る人はたくさんいるけど、そういう人たちが求めているものって、就活でプラスになるストーリーづくりだとか、これが強みだって気づけることなんですよね。でも山口さんの場合は、自分に足りないマイナスの部分が見つかったから、これからの就活でそこをプラスに変えてけるような会社にいきたいって思えたんですね。
未来電子で、自分のマイナスがわかったし、プラスにしていきたいと思う部分が見つかった。そこのギャップがすごい見えたし限りなく大きいと思ったから、それをなくすために人生費やしていいと思えたし、その時間を費やす会社に出会えた。これは俺の人生かなり大きな変化だと思います。
―自分のプラスを見つけよう、作ろうって考えている学生ってたくさんいるけど、本当は自分のマイナスを知ることって全然怖くないんだよってことですね。自分をよりプラスにしていくために、そこを知ることはとても大切なことで、マイナスを知るのが怖いから行動しないってのは違いますよね。
そうですね!
山口さんが、これから自分で足りないと思っている部分を強化していって、日本を変えるような影響力のある人間になることを楽しみにしています。熱狂できることが見つかった山口さんが憧れる人材であると同時に、尊敬と羨望でいっぱいです。これからも、会社も、日本も、大きく貢献していってください!
本日は本当にありがとうございました!
ありがとうございました。
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