2022.3.30

「服装自由」のインターンは何を着て参加すべき?服装選びのポイントをお伝えします!

愛媛大学 インターン

滝川葵


就職活動にあたって、ほとんどの学生が参加するインターンの中には、「服装自由」の旨が募集事項に含まれているものがあります。
しかし、本当にスーツを着なくても良いのか疑心暗鬼になっている学生もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、企業が「服装自由」とする意図やその対応方法をお伝えします。

企業がインターンで「服装自由」とする意図とは?

1つ目に考えられる意図は、堅苦しい印象を学生に与えたくないことです。
インターンは企業の雰囲気を学生が肌で感じられる貴重な機会であるため、緊張を早く取り除くために、服装を自由にしている企業が多いようです。
企業にとっては、「学生の日常の素の姿を観察できる」というメリットがあります。

2つ目に考えられる意図が、学生のアイデンティティを観察するためです。
インターンで企業と学生が対面する時間は、短い場合だとたった数時間であり、その中で学生それぞれの性格を見極めるのは難しいものです。
そのため、服装選びからも学生のアイデンティティを少しでも把握したい意図が予想されます。

3つ目に考えられる意図は、会社の方針に合わせてもらうことです。
ベンチャー企業でよく目にする光景ですが、社員のほとんどが私服で働いているところもあります。
そのような企業ではスーツで参加すると、逆に社内の雰囲気に馴染めないことがあるため、服装を指定しない企業も存在するのです。

実際にどちらを着て参加すべき?スーツか私服か選択するポイントを解説します!

説明会や面接のときは、スーツで参加するのが無難です。
中には私服で参加する学生もいますが、この段階ではスーツで参加しても、そのデメリットはほとんどありません。
スーツを着ることがマイナスの印象になることはまずないので、迷ったらスーツを選びましょう。

面接で私服を指定されたときは、オフィスカジュアルで参加するのがおすすめです。
私服を指定された場合でも、どのような服を着ても良いというわけではありません。
TPOを意識して、ジーンズやTシャツを着用しないように気を付けましょう。

1日から数日だけ開催される短期インターンでは、どちらを選択しても構いません。
現場での雰囲気をイメージしにくいときは、過去のインターンの写真や映像を見るのがおすすめです。
ただ、この場合においても私服を着用するときは、オフィスカジュアルを意識しましょう。

「服装自由」の場合でもNGとされている服装とは?具体例をお伝えします!

1つ目にお伝えするNGな服装は、肌の露出が大きい服です。
実際に働いている社会人の姿をイメージすると分かりやすいですが、露出が大きい服はビジネスシーンに相応しくありません。
具体的には、タンクトップやキャミソール、ミニスカートなどといった服は周囲に与える印象が悪くなってしまう恐れがあります。
最低限のマナーは守るように気を付けましょう。

2つ目にお伝えするNGな服装は、悪目立ちするカラーの服や奇抜なデザインを採用した服です。
初対面の人と会話するときに、その人の第一印象はほとんど決まってしまいます。
そのときに悪目立ちしてしまうと、インターン中の些細な失敗が「やはり服装マナーがなっていない学生は、ビジネスマナーも守れないな」、「服装が奇抜な学生は、仕事でのミスが多いな」といった印象を与えてしまうリスクがあります。

3つ目は、ヒールが高すぎる靴やサンダルなどです。
見た目の良さだけでなく、現場での作業のしやすさや移動のしやすさを考慮しても、実用的でないこれらの靴を選ぶのはデメリットが大きいです。
そのため、落ち着いた色や素材のスニーカーや低いヒールのパンプスを選ぶと良いでしょう。

この他にもアクセサリー類や髪の色などは、最初は落ち着いたものにするのが無難です。
派手な見た目は業務に必要ではないので、着用しても大丈夫だと社内の雰囲気から判断できるまでは、アクセサリー着用や髪染めは避けましょう。

まとめ

企業がインターンで「服装自由」としている意図としては、学生の素の姿を見ることや社風に合わせてもらうことなどが挙げられます。
そして、インターンの内容や目的に応じて最適な服装は異なります
今回紹介したNGな私服事例を参考にTPOに則した服装を選択して、充実した時間を過ごせるようにしましょう。


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滝川葵