2018.12.1

社内報vol.1①|代表に聞く、未来電子への想い

ミラターン編集部 インターン

未来電子


現在未来電子には約70名の社員・インターン生がいます。

1年以上インターンを続けている人、最近入社したばかりの人、、、と、一人一人状況は様々ですよね。

ここでは、普段はあまり聞くことのできない代表の想いを皆さんに知ってもらいたいと思います。

ベテラン社員・インターン生の皆さんも、いま一度初心に立ち返ってみてはいかがでしょうか?

 

 

Q1 まず初めに、創業時の想いをお聞かせください。

 

創業当時、この会社をどのような会社にしたいと思っていたのか。

当時を振り返ってみましたが、漠然と、ITを使って自分たちで考えたアイデアで生きていく、ということしか考えていなかったですね(笑)

とにかく、最初から最後まで自分の考えだけで生きられるのか試したかった。

当時は結婚したばかりで、その後すぐに長男もできて、経済的にはそんなこと言ってる場合じゃなかったのも事実。

ただ、タイミングとしてはその時しかなかったし、根拠のない自信だけはあったから、周囲の人を上手く丸め込んで半ば強制的に会社を始めました。

 

改めて、何を求めて会社を作ったんやろうか。

もう一度言語化してみるなら、当時の自分は「自由に生きるための会社」を作りたかっただけなのかもしれません。

学生時代も、卒業後も、起業するまでずっと、その瞬間にやりたいことをサルのように全力でやってました。

でも、「真剣に」遊んでたことは確実なんです。

ひとつのことをやりだすと、それもまたサルのようにずーっとやり続ける。

そして、急に飽きがくるタイミングがきたらピタッとやめて、また次のものに、、、みたいな。

だから今回の起業は、今までで一番長く続いている真剣な遊びのひとつです。

 

なぜ今回は長く続いているのか。

結論としてはシンプルですが、真剣に遊び続けるためにはお金が必要ってことに気づいたんですよね。

本当にシンプル(笑)

起業一年目は生きるためにやりたくない仕事もたくさんしていました。

それがだんだん嫌になってきて、最後は「こんなことするために起業したんじゃない!」って気持ちが止められなくなった。

だから、思い切って全部やめることにしました。

お付き合い頂いてたお客さんに頭を下げて(笑)

それから一気に楽になりましたね。

でもそれは、同時にリスクをテイクしたことにもなるので、全部やめた瞬間から死へのタイムリミットが動き出したんですよね。残り一ヶ月。

その当時、新しくやりたかったことはもうすでに小さくテストを繰り返して「これはイケる」と確信していたんですよね。

だからすぐに動き出せました。

社員はいなかったけど、自分を入れて3人の役員は食べていかなければいけない。

全員で「とにかく今月だけは生き残ろう!」という掛け声で、一ヶ月走り切りました。

それが思いの外、初月から上手くいったんですよ。

次の月には初の社員(ブンちゃん)も採用できました。

そんなこんなで、なんとか苦労しながらも生き長らえてきたのが、今のこの会社です。

 

 

今振り返るとあの一ヶ月が一番怖くてしんどかったけど、一番楽しかったですね。

自分は今自由に生きられてるからすごい幸せですし、自分に関わっている人にもそれを実感してほしい。

だから、会社では自分が真っ先に誰よりも無茶苦茶なことを率先してやると決めてます。

リスクを恐れずに、ただ自由のために行動するだけ。

だから、社員がやりたいことのほとんどに基本的にはGOを出します。僕はね。

僕以外の人が止めてくるかもしれないけど(笑)

でも会社という大きな組織を回す以上、そういう止める視点も必要。

そういうバランスがとれている会社になっているなぁ、と最近はつくづく感じています。

会社は社員全員にとっての「刺激的な実験場」でありたい。

そんな想いが、会社のあり方として日に日に強くなっています。

 

Q2 代表がインターン生に期待することは何ですか?

 

まず、この大前提から理解してください。

キミたちはインターン生ではない、人生の時間を投資している「時間投資家」なんだ!

投資だから勝ち負けがある。

そして、負ける投資家には共通点があるんです。

それは、投資のポジションを持つ時に、周囲が歓喜に満ちて買いまくっている時に自分も同じように流れに乗って買い、周囲が悲観的になっている時に自分も同じように焦って売ってしまう人です。

高く買って、安い時に狼狽して売る。

投資の世界では、このような時の人間の感情をFOMOと言います。

「Fear of missing out」の略で、チャンスを逃すのが怖いからとりあえずのっかれーって感じで、無判断に危険な橋を渡ってしまうんですね。

言わずもがな、これは本当に最悪です。絶対にしてはいけないこと。

反対に、勝つ投資家の共通点もあります。

周囲が悲観的になっている時に買って、周囲が歓喜に満ちている時に売るのです。

 

実はこのルールは、みんなんが時間投資家である以上インターン生活にも当てはまるので、例としてFOMOの話を出しました。

企業はたくさんの人が集まるコミュニティですから、いろんな人の欲や感情が渦巻いている空間です。

そんな空間にいると、周りのインターン生が不安になっていたり、将来に全く役に立たないことをやっているんじゃないかと恐怖を感じてやめたり、さまざまな負の感情に踊らされるもの。

こういうことを投資の世界では、FUDと言います。

Fear(恐怖)、Uncertaunly(不安)、Doubt(不信)ですね。

人間はFUDに陥ると隣の芝生が青く見え出し、先程上の方で書いた「FOMO」の感情に襲われます。

高く買って安く売る、あの失敗するやつです。

FOMOにならないためにはどうしたらいいんでしたっけ?

そう安く買って欲を出さず高く売るんです。

 

常勝の時間投資家として成長するためには、本当に組織の中で必要とされているけれど、今はまだ誰も気づいていないものは何なのか。

それを見つけるために、組織内を縦横無尽に動き回り観察してみてください。

そして、それを見つけることができたら、周囲のインターン生からの声に耳を傾けてください。

自分が発見したこの組織にとって重大な事実に対して、周囲のインターン生からはネガティブな声しか聞こえてこない。

そしてこう考えるのです。

これを自分が解決することができたら、これって安く買って高く売ることの原則に則ってるんじゃないのかと。

実は、そのときがINするタイミングです。

全力投球でベットして、あとは成果にコミットするだけ。

そこで勝ち得た信用は、長きに渡って自分の人生を安定させる自信と評価と現金をもたらすようになります。

みんながそうなれることを期待しています。

 

 

Q3 最後に、今後の未来電子のビジョンがあれば教えてください!

 

「時間」と「信用」と「お金」と「働く」。

この4つの言葉がキーワードです。

本来この4つの言葉は密接につながっているものですが、「時間」と「信用」という目に見えない領域のことが含まれているので、分断して理解されるのが普通です。

 

この4つを目に見える形で再結合するために、僕は「働く」という固定概念から変えていかなければならないを考えています

なぜなら、「働く」だけは、4つの中で唯一自分の体を動かさなければいけないものだからです。

「働く」以外の3つは言わば概念。

「働く」ことへの固定概念が変われば、他の3つの捉え方も大きく変わる。

こういた働きは今後世界で活発化してきます。

なぜなら、それは今地球全体で未曾有の機器がやってきているからです。

これまでの成長を支える手段を一言で表すと「増加」です。

しかし現在は、爆発的な供給の段階を終え、需要なんてとっくの昔に上回り、この「増加」が臨界点を超えました。

そして時代は新しい方向に向かい始めました。

これからは「減少」の時代です。

人口が増えているかのように思われていますが、日本のような先進国はもとより、これからは発展途上国でも出生率が下がり始めます。

これは、今まで増やしてきたものへの反動が減らす方に向かう活動として地球規模で起こっていると考えられます。

全人類が直面する、新しい価値観の時代の到来です。

 

こういった時代を乗り越えていくためには、新しい価値観の受け皿が必要になります。

その受け皿として、まずは「働く」をテーマに受け皿づくりを行っていく。

それがGOuniteです。

対外的なカテゴリーで言えばHRに入ると思いますが、信用とお金の概念が入っているトレードなどの概念も今後は実装するから、FinTechとも言えるだろうし、固定概念を変える新しい概念をインストールするために教育とも言えるので、EdTechにもなります。

ただ、分類をどうするかということは本質ではないのでどうでもいいです。

ビジョンは固定概念のぶち壊しです。

今の古い仕組みをぶち壊さなければ、次の時代に適応できません。

せっかくみんなはFOMOせずに、世界が総悲観に入ったこのタイミングで未来電子に入ってきたのですから、今が最大のチャンスと捉え、時間投資家としてこのチャンスにオールインしましょう。

 

長文を最後まで読んでくれてありがとう!

 

 

ありがとうございました。

改めて、代表の価値観を感じることができたのではないでしょうか?

人それぞれビビッときた言葉は違うと思うので、一つでも自分の中にすんなり入ってきた考えを、ぜひこれからの生活で意識していけると良いですね!


この記事を書いた人

ミラターン編集部インターン

未来電子