サークルについて
大阪大学には、大学公認の体育会・文化会だけで、130近い団体が活動しています。もちろん、これらの団体以外にも非公認で活動を行っているサークルも多数存在し、サークル選びでは、どのサークルに入ろうかととまどってしまうかもしれません。毎年、新歓期になると、「メインストリート」と呼ばれる銀杏並木通りや「阪大坂」と呼ばれる大学前の大きな坂で、様々なサークルが新入生勧誘のためビラ配りを行っています。また、学内にバーベキューを行える場所が2か所設置されており、その場所は多くのサークルが取り合いになるため、あらかじめ使用する予定の場所に使用予定の張り紙がされているのが恒例です。こういった阪大のサークルの中には、「クロバス」と呼ばれる講義紹介雑誌を紹介しているサークルもあり、クロバスを見るだけで楽勝単位がどの講義が一目見てわかる雑誌は、毎年多くの新入生が購入するほど人気が高いものです。今回は、阪大のサークルの中からいくつかをご紹介したいと思います。
ポキポキ
上記でご紹介した「クロバス」という講義紹介雑誌を発行するサークルです。主な活動としては、クロバスの編集・発行の他にも、「いちょう祭」や「まちかね祭」などの学内イベントで企画出展などを行っています。いろいろな面白い企画を行うサークルなので、「学生生活で変わったことをしてみたい」「雑誌の編集や出版に興味がある」という学生はぜひ一度覗いてみてください。
inspiritual voices
通称「インスピ」と呼ばれているアカペラサークルです。このサークルは、音楽が好き、特にアカペラに興味があるという方はすでにご存知ではないでしょうか?全国的にもかなりの強豪サークルで、アカペラの全国大会にあたる、関西アカペラジャンボ「カジャ」にも多くのバンドが出場します。プロの歌手を輩出したこともあり、実績のあるサークルなので、レベルの高い経験を積むことができます。「大学生活を通して、音楽に打ち込みたい」という方にはおすすめです。
HF
ハイファッションサークルHFは、不定期で古着屋やファッションショーなどを行っているサークルです。その奇抜なスタイルから、学内でHFに所属する学生を見かけるとすぐに、HFの学生だとわかるほどです。主なサークル活動としては、服飾に関連する事ばかりなので、「服飾系の仕事に興味がある」「昔からハイセンスな服が大好き」という方は一度見学に行ってみてはいかがでしょうか?
教育方針について
大阪大学は、日本で6番目の帝国大学として、1931年に設立された国立大学です。大阪大学の原点は、1869年に明治維新政府によって1869年に設立された大阪仮病院や大阪医学校であり、この二つの医学系学校が幾多の変遷を経て、医学部と理学部の2学部からなる大阪帝国大学に統合されました。大阪大学には、設立当時から、「人のため、世のため、道のため」という精神に基づいて、大阪府民にひいては日本・世界に対して、学問を通した貢献が為されてきました。医学部と理学部から出発した大阪大学は、今でも理系学部が強い大学として有名で、工学部・理学部などの理系学部では、レベルの高い研究が行われています。また、研究分野に限らず、世界的に有用な人材育成のために、2007年に大阪外国語大学と合併し、英語や中国語を始めとした多様な言語を学ぶことができるようになっています。
留学・国際交流
大阪大学は、現在、大学間いうと世界99校もの大学と国際交流協定を締結しており、さらにこれは、部局間だと402にも上ります。日本を代表する国立大学として、国際的なネットワーク形成に非常に積極的で、特に外国語学部からは毎年様々国に、様々な言語を学びに、多くの学生が留学します。外国語学部の語学の多様さは全国の国立大学でも随一であり、求めれば、英語や中国語に限らず、世界中のいろんな言語を学ぶことができます。
研究成果
医学学校を源流とする大阪大学では、特に医療や理学の分野において、世界的にも先進的な研究が数多く行われています。特に、「免疫の阪大」と称されるように、免疫学においては、世界でもトップクラスのレベルの研究が行われています。このような、大阪大学は、ノーベル賞の前哨戦とも呼ばれるカナダの医学賞である「ガードナー国際賞」の日本人の受賞者3人のうち2人を輩出しています。さらに、この2人の受賞者は二名とも免疫学教授であるというのは、驚きです。医学領域、特に免疫関連の研究に興味があると言う方は、一度大阪大学のこれまでの研究成果や現在行われている研究を見てみることをオススメします。
設備案内
大阪大学には、吹田キャンパス・豊中キャンパス・箕面キャンパスの3つのキャンパスが存在し、それぞれのキャンパスで専門的な研究や授業が展開されています。特に、元は大阪外国語大学があった、箕面キャンパスでは、あらゆる言語の授業が行われており、外国語学習意欲の高い他学科の学生も、ネイティブスピーカーの講師の授業を受けることが可能となっています。