基本情報
1875年に同志社英学校が前身となった京都に位置する私立大学です。関西の私立大学の通称:関関同立の一角を担っています。学部が所属している主なキャンパスは2つに区分されています。一つは今出川のエリア、もう一つは京田辺のエリアです。今出川のエリアには今出川キャンパス、新町キャンパス、烏丸キャンパス、室町キャンパスの4つが隣接しています。もう一方の京田辺エリアには、京田辺キャンパス、学研都市キャンパス、多々羅キャンパスが隣接して位置しています。これらのキャンパスに全14の学部がそれぞれ分かれています。中でもキリスト教主義の教育だけあって、「神学部」が特徴的だと思います。また、英学校としてスタートしていることから、グローバル・コミュニケーション学部は周辺大学の中でも有名です。
この他にも大阪サテライトキャンパスと東京サテライトキャンパスがあり、就職活動中の活動の拠点となるキャンパスがあります。これによって全国の企業を見る機会が増え、場所に制限されずに就職活動が行いやすくなっています。
歴史
1920年に新島襄が創立したのが、同志社大学です。新島襄は2013年度の大河ドラマ「八重の桜」にも登場した人物です。同志社という意味は、「志を同じくする者が創る結社」(参照:同志社大学HP)で、この原点となっているのが、創立者の新島襄の思いと言われています。
新島襄は幕末の頃日本を脱国し、アメリカとヨーロッパで10年間勉学に励んでいました。そしてキリスト教徒となり、日本でのキリスト教主義の教育を目指し開校したのが、同志社英学校です。これが今の同志社大学の前身です。
学生生活情報
学生といえば、「アルバイト」という人も少なくないと思います。アルバイトは自身の娯楽であったり、交通費、自身への投資的な目的でお金を使用するための社会経験や人との出会い、働いてお金を得ることのありがたみを知る良い機会です。その反面、アルバイトに専念しすぎてしまうと学生の本分である学業がおろそかになる、いわば「諸刃の剣」です。そこで同志社大学では、学業とアルバイトをしっかりと両立できるように学生支援課がサポートしてくれます。具体的な安全なアルバイトの紹介です。安心した学生生活が送れます。
そしてもう一つ学生時代にやっておきたいことの一つとして「海外留学」があると思います。創立者の新島襄がアメリカやヨーロッパに留学していたこともあり、日本だけでなく世界を知ることに強い思いがあり、今でもそれが受け継がれています。そのため、海外経験に対する支援は充実しています。長期休暇を利用したものから、セメスター丸々研修期間にあてるものまで様々です。留学以外でも学内での留学生との交流イベントや語学力アップのプログラムなど豊富に揃っています。
サークル情報
同志社大学には400以上のクラブやサークルが存在します。その中でも今注目の成績を上げているのが少林寺拳法部です。2017年の7月にカリフォルニアで開催される少林寺拳法世界大会に出場します。この世界大会は全国大会を勝ち抜いた上位3名が出場できる4年に1度開催される大会です。4年に1回ですので、すごく貴重な経験だと思います。
ほかにも同志社大学から日本代表に選ばれている学生がいます。
まずは7人制ラグビーのリオオリンピック日本代表に選ばれた松井千士選手です。チームも2015年度当時の関西ラグビー秋季リーグで優勝しており、チーム・個人ともに大活躍の選手です。
そして、2010年に同志社大学を卒業されたボートセイリング日本代表の伊勢田愛選手です。伊勢田選手も2016年に開催されたリオオリンピックに出場されています。オリンピックに出場することは並大抵の努力では実現できません。それを支えてくれる環境があってこそです。同志社大学の学生から選出されるということはそういった環境があるといことだと思います。
このようにオリンピックに出場するような選手のいる体育会クラブだけでなく、サークル活動も活発です。