2018.5.21

無料の投稿をお金に変える

同志社大学 インターン

中津悠太


おはようございます。

人事の中津です。

私たちは普段多くのインターネットのサービスを使っていますが、多くのものが無料で楽しめます。

しかしどのようにして企業は利益をあげているのかは分かっているようであまり分かっていません。

普段インターネットを使っていれば、「Googleは広告で儲けている」など、断片的には儲けの仕組みを聞いたことがあるかもしれせん。

しかし「どうして、広告でそこまで儲かるのか」がわからない人も多くいると思います。

そもそも、なんで無料でダウンロードしたゲームが普通に遊べるのでしょうか?

「自分はお金を払ったことがないのに」と疑問を感じたことはないでしょうか?

私もそのような疑問を感じていました。

そこで今回はこれらのビジネスの儲けの仕組みをいくつか紹介したいと思います。

 

無料の投稿をお金に変える。

最近ではあまり聞かなくなりましたが、CGM(Consumer Generated Media)という言葉があります

消費者が生み出すメディアという意味です。

 

  • ナレッジコミュニティ(Yahooの知恵袋、教えてGoo)
  • キュレーション(Neverまとめ)
  • イラスト共有(Pixiv)
  • 動画共有(Youtube、ニコニコ動画)
  • ブログポータル(Ameba)

 

このようなサイトは面白い情報や役に立つ情報が集まれば集まるほど、さらにユーザーが増えていくことになります。

また、ユーザーが増えれば、情報提供側のモチベーションが上がるために、さらに面白い役に立つ情報がたくさん集まるようになります。

良い情報がたくさんあれば、もっと色々な人が見にやってきます。

このようにポジティブフィードバックがさらにサイトを強化していく仕組みになり、それがさらに人を呼び寄せることになります。

このユーザーによる高品質の投稿が集積することで、様々な稼ぎ方が発生します。

 

無料投稿サイトの特徴

  • たくさん人が見に来る場として、広告を出稿してもらう
  • 集積したデータを元に、企業にマーケティングデータを提供する
  • 投稿の内容とその内容に関連するサービス、製品を届けている企業に送客することで、報酬をもらう
  • 基本的に無料で使えるけれど、ユーザーが詳細な検索をしたり、過去記事のクリップをできるようにする機能を有料化し、一部のユーザーに課金してもらう

最後に

今回は無料投稿型のビジネスモデルについて見てみました。

実は色々な仕組みがあること気づかされた人も多いのではないでしょうか。

次回も違うインターネットサービスについて書きたいと思います。

 


この記事を書いた人

同志社大学インターン

中津悠太