こんにちわ!
読書会のインテリジェンスを書くのは初めてです。服部です。
今後アウトプットを行なっていきたいと思います。
今回読んだのは、『カリスマには誰でもなれる』という本です。
いきなりですが、自分が誰かと話している時に、その人が自分に意識が向いておらず、まるでその話し相手が自分とは違った空間にいるように感じたことはないでしょうか?
また、逆に相手が自分の話している内容に、思っている以上に集中してくれており、まるで自分の中に相手の意識が入ってくるように感じたことはないでしょうか?
後者の場合、相手は自分にとって、その瞬間の「世界」となり、感情的な絆を構築することができます。相手が笑えば、自分も笑いたくなるし、悲しい顔をすると悲しなると思います。
まさに、このケースでは相手は自分にとって大きな影響力を与えることができる状態です。
どうやら、相手が話すことに対して意識を向けることで、相手の中に自分のプレゼンスを発揮することができて、影響力を行使して、ラポール(信頼関係)構築に役立ちそうです。
とはいうものの
信頼関係を築きたい人全員が自分にとって面白い話をできるわけではないでしょう。また、面白い話を用意していたとしても、それに対してずっと集中して聞くことは難しいですし、体力を使います。例えば、友人から身内の悲報を聞いた時も、次にどういったリアクションを取ろうか、またこういった時はどういう言葉をかけてあげれば良いのかなど考えています。
恋人とキスをしている瞬間でさえ、いつまでキスを続けようか考えたり、その後どういった言葉をかければ良いのかなどを考えたりします。
次のアクションを頭で計算することなど、その時その時の行動に意識が向かないという状態を経験したことはないでしょうか?
人間は何かに集中することができず、常にどこかにさまよっているのです。
では、どのようにプレゼンスを発揮すれば良いのか?
常に人に意識を向け続けるのは無理そうですね。
そういった集中力を持ち合わせている方はいないでしょうし、全員に対してその態度で望むのは気が遠いですね。
意識を持続させることが無理ならば、部分的に最大の意識を向ければ良いのです。
都合の良い言い方をすれば、こちらが相手の信頼関係を築きたい段階の前に相手にプレゼンスを発揮すれば良いのです。
この本では、相手の話に部分的に最大の意識を向けるテクニックとして3つ上げている。
1、音に集中する。
周りの音に、一瞬完璧な意識を向けてみる。客観的に周りの音を捉えるイメージ
2、呼吸に集中する
自分の吐く息、吸う息に集中する
3、つま先に集中する
これだと目線を相手に向けたまま、トライできるので良さそうですね