おはようございます。
服部です。
今日も前回に引き続き『カリスマには誰でもなれる』のアウトプットを行なっていきます。
「不確かな」が原因の「不安」は、アクションの邪魔をする違和感
例えば、初めて営業の電話をかける時などは典型的なのではないでしょうか?
「電話相手がこう出たらこうしよう」「逆にこう出たらこうしよう」
また、
「失敗したら、どのように上司に伝えよう」「今は声の調子が良くないので、一度水を飲んで喉を潤してからしよう」
などなど
結果が「不確か」な時は、色々な事を考えます。
で、考えれば、考える程、ネガティブになっているのではないでしょうか?
このネガティブな考えになってくると、とうとう行動しない方向に進んでいきますよね。
また、その動揺を殺して行動するとどこか動物的な感覚となり、合理性が損なわれます。
また、不安のまま行動しても、このネガティブは言動に伝染するので、その後電話で噛んだり、早口で喋ったりと結果がうまくいきません。
「不確かな」状態は、実際にやってみるまで不確かなまま
これからの時代、それをやると次に何が起こるか予想できることは機械が行うのではないでしょうか?この先が見えているものに関しては、とにかくスピードと量がそれをすることの価値を決めると思います。
こちらのどの点においても人間が勝ることは難しいでしょう。
しかし、まだ誰も取り組んでいないようなことは、前例がないので先を予測することはできません。また、予想してもそれの「不確かさ」が完全に消えることがないでしょう。
前例がない=データがない
ですし、それを邪魔する外的要因があって完全に予想することはできないでしょう。
まあ、全ての場合完全に一致するケースがないですから、極論では「不確か」な状態が完全に消えることはないですよね。
「不安」はアクションの邪魔をする
似た事例や、それに対して影響を与えそうな要因を考えてそれに対する対策を取っていくことも大切です。この「不安」な要素、つまり失敗する要因となりうるものを潰していくことも必要でしょう。しかし、これら「不安」な要素が完全に消えることがないことを理解しておくことが大切です。この「不安」を消すために色々な対策を打てるのですが、この「不安」自身が失敗の要因となったり、そもそもアクションを起こさない要因となったりするからです。
不確かな状況の中、決断を先回りして下したり、意図的に悪い結果を招いたりしがちです。
不安による「不確かさ」を否定するぐらいなら「責任転嫁」する方が良い
上にも述べたように、「不確かな」状態だと、
決断を先回りして下したり、意図的に悪い結果を招いたりしがちです。
この「不確かさ」による「不安」は、理性的な状態での決断や結果や冷静な状態での判断の妨げになるので、ない方が良いですが、この「不安」は動物的現象なのでなくなることはないでしょう。
だからと言って、否定してしまっても同じ結果を招いてしまっています。
否定するぐらいなら、責任転嫁をしてしまった方が良いかと思います。
失敗しても死なないし
宇宙で起こっていることはなるようにしかならないし
このマインドでいると、違和感は和らぐのではないでしょうか?
特に、
なるようにしかならない
は僕が好きなマインドセットです。
責任転嫁のマインドセットは、「不確かさ」を否定せずに、それの結果を良い方向に導くために効果的だと思います。
「不確かさ」の中で、「不安」を潰すそうと考えが堂々巡りになってきたら、このマインドセットは非常におすすめです。