こんにちは、京都オフィスの升谷です。
今回は最近読んだ「GRIT やり抜く力」の学びをシェアしたいと思います。
なぜ僕がこの本を読んだかというと文字通りやり抜く力が足りないと感じたからです。
それではいきましょう。
■やり抜く力とは?
人間には二種類います。
自分で決めた目標を達成し、充実した人生を過ごすタイプとそうではないタイプ。
やり抜く力はあなたがどちらになるかを決める一つの必要条件です。(やり抜く力があればすべてが解決するわけではないので、必要十分条件ではない。)
このやり抜く力はどうやって決定されるのでしょうか?
これに関して著者は「粘り強さ」と「情熱」という要因があるとしています。
自分が決めた目標に向かって愚直に取り組む情熱、挫折しても継続して努力をする粘り強さがやり抜く力を決定します。
そこには才能は関係ありません。
そしてこの2つを測るための要件を含んだ質問群「グリットスケール」を用いることであなたのやり抜く力を知ることができます。(興味のある人はネットで調べてみてください。)
■やり抜く力を決定づける目的
あなたのやり抜く力には目的が関係しています。
練習が目的になっていると、その練習は退屈できつく、すぐに投げ出したくなるでしょう。
しかし、その先の試合を目的とするとどうでしょうか?
依然としてその練習は退屈できついかもしれません。
しかし練習が最終的なゴールではないことを知っていると、すぐに投げ出したくなることはなくなるでしょう。
わかりやすい例を出します。
三人のレンガ職人に何をしているのか聞きました。
一人目、「レンガを積んでいるんだよ。」
二人目、「教会を作っているんだよ。」
三人目、「歴史に残る大聖堂を作っているんだよ。」
この中の誰がやり抜く力が強いでしょうか?
行っていることは三人とも「レンガを積む」ことです。
ですがその考え方によってこんなに感じ方が違うんです。
なんだか日々の業務に活かせそうではありませんか?
記事を書いている→企業ブログを代行している→集客をサポートし、その企業に利益貢献している
みたいな感じですね。
■おわりに
「やり抜く力」は人生を勝ち抜く力です。
その理由はそれを持っている人が少ないからです。
テレビの中で活躍するスポーツ選手や世界を動かす起業家はもちろんその才能も少しは影響するでしょうが、それが全てではありません。
それは人一倍努力し、挫折しても継続する、改良して困難を解決していくことを続けた結果なんです。
この本では、「やり抜く力」についてただ頑張れ、やればできる!のような精神論ではなく、科学的根拠が列挙されています。
気になる人は手にとってみてください。
最後までお読みいただいきありがとうございます。