ネオキャリアさんインタビューの第一弾は、経営企画本部からアジア各国を飛び回っている堀さんに登場していただきます!海外で働くことの魅力だけではなく、海外配属につきものの「不安」についてもアドバイスをして下さいました。
・海外で働くことに興味を持っている
・海外配属に少し不安を感じている
という方は、ぜひ堀さんの考え方を吸収していってください!
堀 瑞恵さん(経営企画本部経営推進部)
ラオスの経済成長についての統計学の研究で、学士号と修士号を取得。
「発展途上国も先進国もWIN-WINに成長していく世界を作りたい」という想いから、アジアでの経験を求めてネオキャリアの海外事業部に2014年新卒入社。東南アジアを中心に営業・人事・事業企画・メディア運用などに従事し、多方面で活躍するマルチプレイヤー。
入社理由は、夢を尊重してくれる社長との出会い。
ー堀さんの就職活動の軸には、「アジアでの経験を積める」というものがあったと思います。「海外で働ける」企業が多数ある中で、ネオキャリアさんに入社を決めた理由はなんですか?
大学3回生の時に一度就職活動をしたんです。でも、もっとラオスについて知りたいという気持ちが残っていたこともあり、当時はまだ就職することに納得がいきませんでした。そのため大学院に進学し、さらにラオスについて研究を深めることにしました。修士論文で書いたラオスの世界観を実現するために、アジアで経験を積める仕事を探していたんです。就職活動中は、ネオキャリアのことをまだ知りませんでした。
就職活動を進めるにつれ、ほとんどの企業が日本で数年働いた後に、アジアに駐在することができる企業がほとんどだと気づきました。日本で働くことに意味を見出せずにいたとき、たまたまネオキャリアにスカウトされました。最終選考では社長の西澤に論文で書いた、実現したい世界観についてお話ししました。すると、笑いながら「いいね!一緒にその世界観作っていこうよ!でもそのためには、堀ちゃんは日本にいるの無理でしょ!」と言って内定を出してくれたんです。自分が実現したい未来に共感してくれた、その言葉がすごく嬉しかったんです!
これがネオキャリアに入社した経緯と理由ですね。
ー素敵な言葉ですね!
タイミング的にも「14卒の新卒採用から海外勤務の採用をしよう」と西澤が考えていたので、内定をいただきました。入社するまでは、すぐに海外に行けると聞いていたものの、「とはいえ日本で数ヶ月の研修を経て海外勤務だろう」と想像していました。ですが、4月に入社すると1ヶ月の研修を経てすぐに、5月からの海外配属が決まりました!想像以上のスピード感にびっくりしましたね。(笑) 最初の勤務地はジャカルタに決まり、入社2ヶ月目にして海外での社会人生活が始まったんです!私はすぐに海外に行きたかったので、「よし、頑張ろう!」という感じで嬉しかったです。
入社2ヶ月目から海外へ。任せてくれる、信じてくれる環境がある。
当時は海外事業の立ち上げの時期だったので、まだジャカルタにはネオキャリア社員が5人ほどしかいませんでした。そこから2年間で拠点を1拠点から3拠点まで増やし、メンバーも100人規模にまで成長させることができました!
そこでは、私が得意とするコミュニケーションやデータ分析を活かして、レポート作成や提案を進めていました。そのときの上司が、私の思ったように仕事を任せてくれる方でした。「堀の好きにやってくれていいよ。俺が責任とるから。」と言ってくださる、とてもかっこいい上司だったんです。その言葉に背中を押され、答えのない課題に対して、トライアンドエラーで向き合っていきました。
その後会社の方針として、「海外事業部を拡大していくために、企画組織を作ってマーケティング機能を強化していこう!」という流れになりました。そのときにジャカルタでの業務を上司が評価してくれて、その組織にジョインすることになりました。それが2年目の後半になります。
6ヶ国に増えていた拠点のすべてを網羅するWebマーケターとして、情報収集からサイトの立ち上げまで幅広く担当しました。マルチプレイヤーとしてのキャリアを積むことができたと思っています。まだ入社2年目なのに営業からマーケティングまで何でも任せてもらえましたし、信じて託してくれる上司との信頼関係も構築できました。私にとっては、その環境がすごく楽しかったです!
ー入社2年目にして、海外でそれだけバリエーションと裁量のある仕事ができるのは、今のネオキャリアだからこそかもしれませんね!
そうですね!
その後も、3年目には1人でセブ島に配属になり、現地でのコネクションを作るというミッションをもらったり、4年目にはシンガポールで新たに人材教育の業務に従事したりしました。その関係で、日本での海外事業部配属の新卒採用にも携わることができましたし、毎年毎年、国も変われば挑戦することも変わる経験をしました。本当にマルチに新しいことに挑戦させてくれ、信じて託してもらえたことで、自己成長を味わうことができました!
ー言語の壁はもちろんあると思うのですが、それ以外に日本と海外で働くことの違いはなんですか?
考え方が全然違います。お互い第2言語の英語でコミュニケーションをとるので、「いかに英語で丁寧に伝わるように話すか」というのが一番難しいところです。逆に日本に帰ってきて、日本人同士で仕事をすることの方が面倒だなって感じました(笑)。日本人って比較的「日本人」の思考を持っていて、日本人の思考で日本語で喋るから、気づかないうちに考えないできついことを言っていたり、言語化せずに空気を読まないといけない雰囲気があったりするんです。
そういった面でも、海外で働いてよかったと思います。多様な考え方を持つ人がいるからこそ、それぞれの考え方を尊重して、コミュニケーションを重ね、自分の意見も伝えていくということが「当たり前」として身につきました。これは海外だからこそ培えたコミュニケーションスキルなのかもしれないですし、この「当たり前」を若いうちに身につけることができたのはよかったと思います。
海外での挑戦、タイミングは自分次第。
ー堀さんのように、「海外で働きたい!」と思っている学生は多いと思います。ただ、海外に出るタイミングってキャリアを考える上でとても難しい印象です。入社後すぐに海外配属になることへの、不安もあると思います。
海外でキャリアを積む上で、海外に出る「ベストなタイミング」はあるのでしょうか?
採用をしていた頃は確かに、「海外で働きたいけど、不安・・・。」という学生さんや、自分のキャリアを考える上での海外に出るタイミングを相談にくる内定者も一定数いました。私は入社してすぐに海外へ行ったので、1・2年目のキャリアを日本で積むことで得られる成長と、海外で得られる成長を天秤にかけて比較することはできません。ですので、「絶対すぐに海外に行った方がいいよ!」とは伝えません。
いつも「正解はないよ、海外に出るのはその人のタイミングだから。」という話をしています。それと同時に、「10年後・5年後・3年後どうなっていたいのかを整理してごらん。」とも伝えています。自分が将来どうなっていたいのかを考えると、仕事だけでなくプライベートも含め、今自分が何をすべきかが見えてくるからです。
私の場合は、入社後すぐに海外に配属になって良かったと思っています。大学院に進学していましたし、30歳までには結婚したいとも思っていました。そのため、20代があと6年間しかないと焦っていました。そのため1年でも無駄にしたくないという気持ちが強かったんです。そうすると、日本で数年働くという選択肢が自ずと出てきませんでした。
でもこれは、人によって描きたい未来も現状も違ってくるので、本当に『up to you、あなた次第』だと思っています!
ネオキャリアでは10の国と地域・20拠点(2019年8月時点)の配属地があり、海外で活躍できる環境は整っています。それに、一人ひとりの想いを尊重し、悩みに本気でぶつかってくれる社員が揃っているので、海外に出るタイミングやキャリアについてわからなくなったときは、ぜひ相談に来てほしいですね!
話し合うことで見えてくる将来像もあると思うので、お待ちしています!
ネオキャリアさんから、第一弾は堀さんにお話いただきました!
第二弾は、HRTechサービス『jinjer』のプロダクトオーナー、松葉さんのインタビューをお送りいたします。
松葉さんのインタビュー記事はこちら