前回の、自己分析の記事はいかがだったでしょうか?
今回は、面接の時に必ずと言っていいほど質問される「あなたの強みはなんですか?」という問いについて、詳しくお話します!
はじめに質問させてください。
「あなたの強みはなんですか?」
今パッと強みが思い浮かびましたか?
では、思い浮かんだよという方に追加で質問です。
強みはいくつ思い浮かびましたか?
ESや面接で頻繁に出てくる長所や強みですが、面接によっては「強みを3つ教えてください」と質問されたり、「ESに書いてあるエピソード以外でどんなところで活かせましたか?」と質問されることも、、、
「そもそも強みなんてないよ」なんて方も一緒に、自分の強みを深堀してみましょう。
□実践あるのみ!強みの見つけ方をご紹介!
強みの見つけ方は人それぞれですが、やはりこれも自己分析に通ずるところでもあります。
例えば、以下のような経験を思い出してみましょう。
・自分なりに努力した経験
・周りから褒められた経験
・努力しなくても自然とできること
・自分の性格やスキルを使って、周囲の役に立てたこと
いくつか思いついたでしょうか?
ここまでで、「まだ思いつかない!イメージできない!」という方に向けて、私の経験に置き換えて、今回は1項目につき1つずつ書いてみようと思います。
コツは、経験に対して「なんで?」と繰り返し問いかけること!
実際に行うときは、経験をたくさん書き出してみてくださいね。
【自分なりに努力した経験】
私が自分なりに努力したことは、サークルのチーフを務めたことです。
→なぜそれをやろうと思ったの?:自分が適任だと思ったのと、先輩からの打診
→なぜそう思ったの?:1年の頃から運営経験が豊富だったから
→それを行うことでどうしたかった?:チームをスムーズに動かしたかった
→上記から見える強みは?:アクティブ・自分よりチームのことを考える
【周りから褒められた経験】
周りから褒められることは、リーダーシップです。
→なぜそう思われた?:皆をまとめるのが上手らしい
→なぜそう感じさせた?:指示を出す相手の性格と理解度を考えた上で、次の指示を出していたから
→上記から見える強みは?:個を見る力がある・やるべきこととリスクを見据えて皆を引っ張る統率力がある
【努力しなくても自然とできること】
努力しなくても自然とできることは、気になったらすぐ調べる癖があることです。
→そう思えた理由はなぜ?:情報取集能力が高いと複数人から言われたから
→なぜそれができた?:好奇心旺盛で自分に落とし込まないと気が済まないから
→どんなことを得た?:自分の知見を広め、物事を多面的に見れるようになった
→上記から見える強みは?:好奇心旺盛・リサーチ力・知識を自分に取り込む力
【自分の性格やスキルを使って、周囲の役に立てたこと】
友人から親身で説得力があると言われることが多く、よく人から色んな相談をされます。
→どのように役に立ったのか:その子の本質的な問題を捉えて、解決策を提案しました。
→なぜその行動をしたの?:悩みを解決して気持ちを楽にしてあげたかったから
→上記から見える強みは?:傾聴力・課題解決能力・論理的思考
どうですか?自分の強みはたくさん見つかったでしょうか?
□贅沢な悩み!強みの選び方とは?
では次の課題として、どの強みを選べばいいの?という疑問があると思います。
その答えは、「企業に合わせる」です。
今、あなたが出した強みと言うのはどれも間違いではありません。
しかし、企業が求める強みには違いがありますよね。
例えば、「コミュニケーション能力」と「機械に強い」という2つの強みがあったとして、プログラミングを主な業務とするシステムエンジニア職を志望している場合どちらを強みとして押し出しますか?
コミュニケーション能力ももちろん大切ですが、機械に強いという強みの方が好印象をゲットできそうですよね。
自分の第一志望群が既に決まっていると言う方は、HPを調べたり、企業説明会に出たり、OBOG訪問を通して、求める新卒像を確認しておきましょう。
求める像に自分の強みが当てはまらないこともあるかもしれません。
それでも、そこの企業を受けてみたい!という場合は、ビジネスにおいて全般で活かせると思った強みに優先順位をつけてみましょう。
強みの優先順位がつけられないという方は、他己分析してもらうのがおすすめです!
「自分の強みはこれだと思うんだけど…」という聞き方ではなく、シンプルに「私の長所って何だと思う?」と聞いてみることで自分の視野が広がる可能性もありますよ!
他己分析をお願いする際におすすめなのが、マイナビの「お願い!他己分析」です。
LINEでURLを送ってお願いするだけで大丈夫なので、気軽にお願いできます。
もし、個人でお願いするのはちょっと気が引けるって方は、インスタグラムのストーリーで長所や短所をコメントで募集するのもおすすめです!!
□強みが分かったら?強みの上手な使い方!
面接で見られるのは
・受験者の人柄が自社とマッチするか
・自社に入りたいという熱意があるか
・自社に入って活躍できる「再現性」を感じるか
・一緒に働きたいと思うか
という点です。
その点で、特にガクチカ・自己PRは、この活躍できるイメージを面接官に想起させるための重要な材料なんですね。
さらに、強みを伝える場所に焦点をあてると、面接の自己PRの場面が挙げられます。
では、それを証明する方法はあるでしょうか。
もちろん、エピソードを話す場面で説得力を持たせられるかもしれません。
でもそれよりも納得感が増すのは、その場で面接官に証明することです。
ここで前提として話しておきたいのは、強みをその場で証明できないものもありますが、証明できる機会もあるということです。
例えば、リーダーシップが強みの場合は、グループディスカッションで証明できるでしょう。
聞き上手が強みならば、逆質問で証明できるでしょう。
情報収集が得意なら、企業について得た情報を、自分のやりたいことに交えて説明することで証明できるでしょう。
このように、面接の中での会話で自分の強みを上手に織り交ぜられると、面接官からみた好感度は上がるでしょう。
ただし、これを逆で捉えれば、自己PRでいった強みと矛盾する行動をとったら面接官にあれ?と思われてしまう可能性があるということ。
面接練習や普段の会話の中で、自分の強みが出せているか今一度確認してみるのも良いでしょう。
□まとめ
今回は自分の強みの見つけ方をご紹介しました。
自分の強みを見つけることは就活だけではなく、内定をもらい社会に出た後も使えます。
自分の強みを見つけることで、少しでも就活の自信に繋がれば幸いです!
今回のワークをやったことがあるよって方も、サマーインターン後には変わった価値観が見えてくるかもしれません。
ぜひ期間を空けて、繰り返しやってみてくださいね。
□長期インターンシップで一緒に成長しませんか?
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