問1
- 硬貨
- 公立
- 山岳
- 停車
- 流星
A 前の漢字が後の漢字を修飾する
B 主語と述語の関係にある
C 動詞の後に目的語をおく
D A~Cのどれもあてはまらない
解答 1 A 2 A 3 D 4 C 5 C
問2
お月見は
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
月餅が供えられる。
A 発祥の地である中国では
B めぐみを感謝する行事で
C 日本ではススキや団子が
D 月に秋の収穫物を備えて
解答 ア D イ B ウ C エ A
問3
脳の記憶には多くの種類があるが
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
脳をもつ生物は虫からヒトまで備えている。
A 生命維持に重要な機能で
B これは危険回避の観点から
C なかでも進化的に古いタイプの記憶は
D 嫌なものを覚えておくという嫌悪学習で
解答 ア C イ D ウ B エ A
問4
きものは長方形の布で構成されているので
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
平らにたためるので収納もコンパクトで持ち運びしやすい。
A 反物の9箇所に
B まっすぐにハサミを入れて
C 直線だけで縫うことができるうえ
D サイズがわかれば型紙がなくても
解答 ア C イ D ウ A エ B
問5
爪はれっきとした皮フの一部で
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
指先を保護している。
A ここで増殖した細胞が
B それが角化して硬い爪甲になり
C ケラチンというタンパク質を作り
D 根っこにある爪母というところが工場になり
解答 ア D イ A ウ C エ B
問6
爪はれっきとした皮フの一部で
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
指先を保護している。
A ここで増殖した細胞が
B それが角化して硬い爪甲になり
C ケラチンというタンパク質を作り
D 根っこにある爪母というところが工場になり
解答 ア D イ A ウ C エ B
問7
和歌は五・七・五・七・七の中に
[ ア ][ イ ][ ウ ][ エ ]
という特徴がある。
A 教養があるほど
B 深い余韻を楽しむことができる
C たくさんの意味を内包しているので
D つまり受け手のアンテナが広いほど
解答 ア C イ A ウ D エ B
問8
肖像画はかつて、造形作品としての[ ア ]な喜びと同時に、描かれた人物についていろいろな情報をわれわれに伝えてくれるものであった。もちろん、実際の作品では、画家の個性や、[ イ ]習慣や、注文主の意向などによって、アクセントの置き方は違ってくる。王侯貴族や権力者の肖像画を描くときは、その地位や権力を強調しなければならないし、時にはそこに[ ウ ]内容を盛り込まなければならない場合もあったに違いない。
A 物語的
B 社会的
C 感覚的
解答 ア C イ B ウ A
問9
1.「豆」という漢字はもともとは食べ物のマメを表すものではなく、[ ]。
2.料理を盛り付ける「豆」と植物のマメが同じ発音であったため、[ ]。
3.「豊」は収穫を神に感謝するために穀物を「マメ」に載せて供えた形であり、[ ]。
A 浅い皿に長い足をつけた台の形を写し取った象形文字である
B 「豆」という字はのちにマメの意味として使われるようになった
C 神や祖先に対する祭りには特別な食器や調理器具が用意されていた
D 日本で「たかつき」と呼ばれる台は古代中国では「豆」と呼ばれた
E そこから「豊」は「ゆたか」や「満ちる」という意味をもつようになった
解答 1 A 2 B 3 E
問10
1.クモは鋏角亜門クモ網クモ目に属する節足動物の総称で、[ ]。
2.クモの体は東部と胸部が合わさった頭胸部と腹部の2つに分かれ、[ ]。
3.クモには糸いぼから出した糸で網を張るものと張らないものがあり、[ ]。
A 同じクモ網に属する動物動物にはサソリやダニなどがいる
B 同じ節足動物でも六脚亜門に属する昆虫には脚が6本ある
C 頭胸部には8本の脚があり、腹部には糸を出す糸いぼがある
D 昆虫は胸部から3対の、クモは頭胸部から4対の脚が生えている
E 網も極めて簡単なものから複数の糸を使い分けた複雑なものまである
解答 1 A 2 C 3 E
問11
1.[ ]、それは物質界の出来事とはひどく違う。
2.[ ]、本能行動というずっと身近なことになってわれわれの眼前にある。
3.[ ]、実際に個体が実現する行動はいろいろな形で学習に支えられている。
A 本能行動は生得定形行動であるけれども
B 本能というといささか神秘的なひびきがあるが
C 動物の行動は紛れもなく自然の現象であるのに
D 動物の個体はその時その時の目的を追求しつつ
E 人々は本能行動のすばらしい演出に出会うたびに
解答 1 C 2 B 3 A
問12
1.[ ]、実は今日の科学を支えている重要な要素のひとつである。
2.[ ]、科学のさまざまな光と陰が明らかになってきたことを背景に生じてきている。
3.[ ]、近年の科学技術の進歩はあまりにも速く人間社会との間に軋轢を生じてきている。
A 繰り返しの実験や作業など地道な研究活動も
B 現在では知識を追求するだけの科学でよいのかという疑問が
C 今後科学が人類と地球のためにさらに発展していくには何が必要なのか
D 21世紀の現在に至るまで私たちはさまざまな科学技術の恩恵に浴してきたが
E 私たちのおこなっているごく日常的な行為も科学技術の成果抜きには不可能であり
解答 1 A 2 B 3 D
問13
1.[ ]、グローバルな視点が求められる時代はない。
2.[ ]、公正とはいえない結果をもたらすこともある。
3.[ ]文化の相対的な差異に人々の意識が高まっている。
A 地球の自然環境に国境はないとはいえ
B 生活のすみずみまで輸入品が浸透している今ほど
C 「文明の衝突」という言葉が流行したことにみられるように
D 私たちは地球を自分の大きな身体のように感じ始めていて
E グローバリゼーションとともにすべての国に広がった市場原理は
解答 1 B 2 E 3 C
問14
1.[ ]、傷ついた細胞を補うことで皮膚という構造が保たれている。
2.[ ]、切除された脚が臓器がもとどおりに自然治癒することはない。
3.[ ]、皮膚がだんだん薄くなったり、なくなってしまったりすることはない。
A 靱帯にある幹細胞が分裂して新しい皮膚の表皮細胞をつくり
B 人体の再生能力の限界はさまざまな疾患の発症とも関係しており
C 人体に備わる再生能力はイモリのような生物に比べれば限られたもので
D 人体の皮膚の表皮細胞は生まれて数十日経つと垢となって剥がれ落ちるが
E 再生の研究にはプラナリアやイモリなど再生能力の高い生物が用いられたが
解答 1 A 2 C 3 D
問15
世界のコーヒー生産量の約3分の2は輸出に回されてきた。石油は、産油国側の供給優先を主張する売り手市場であるのに対し、コーヒーは嗜好品として扱われるため、生産国の多くはアメリカなど大国の[ ]買い手市場の輸出構造下に置かれている。
A 輸送設備などの充実による
B 歴史的な植民地支配に基づく
C 経済需要に全面的に依存する
D 石油に付く国際貿易商品である
解答 C
問16
科学技術分野で使われる語には、ふつうの単語の意味にくらべてはるかに明確な[ ア ]が与えられることが必要である。だれもが同じ[ イ ]によって同じ語を使い、ものごとを論じなければ[ ウ ]が成り立たないからである。
A 定義
B 議論
C 理解
解答 ア A イ C ウ B
問17
デジタルカメラは気軽に大量の写真を撮ることを可能にした。また、思いついたことがあればブログに書き込めばよい。個人の写真や日記がデジタルデータ化され、膨大な記録が小さな空間に詰め込まれる。ただ、その中で[ ]意外に難しい。結局、整理されないまま大量のデータがパソコン内で忘れられていく。
A 保存された思い出を、どう人と共有するかが
B 何が大切か、つまり重要性の軽量をどうつけるか
C 技術があまりに速く進むために、それに追いつくのが
D 記録された映像や文字とともに、その時の感覚を想起するのが
解答 D
問18
発見されている縄文時代の土木には漆塗りのものがあるが、出土地は福井や青森など特定の地域に限られている。また、出土数からみると、[ ア ]するウルシの木から採取するだけでは樹液は足りそうもない。ウルシの木から樹液が取れるようになるには、[ イ ]後15年ほどかかる。つまり、ウルシの木の[ ウ ]により樹液を確保するためには、自然条件などが合う場所に、かなりの期間定住することが必要だったと考えられるのだ。
A 栽培
B 自生
C 植栽
解答 ア B イ C ウ A
問19
色は、人間の視覚で捉えることができる光を人為的に区別したものである。本来[ ア ]の状態にある現象をわけるものであるから、粗くもなり細かくもある。そして、区分の[ イ ]によって、色名の数とそれが示す[ ウ ]は変わる。
A 粗密
B 範囲
C 連続
解答 ア C イ A ウ B
問20
食べ物を味わうことは食事における楽しみのひとつであるが、本来味覚とは飲食可能な対象を[ ア ]するため、生きていく上で重要な感覚であった。我々人間は、まず味蕾という器官が苦みや甘味などを感じさせる物質を[ イ ]することで基本的な味を把握し、さらには舌触りや温度と言った物理的刺激も知覚することで、自身の中で対象物の味覚を[ ウ ]していると考えられる。
A 形成
B 識別
C 受容
解答 ア B イ C ウ A
問21
1.1900年の第3次小学校令によって体操場の面積基準が定められ、[ ]。
2.江戸時代の藩校や寺子屋には現在の校庭にあたるものはなかったが、[ ]。
3.かつての運動会は近隣の学校対抗で河原や神社の境内で行われていたが、[ ]。
A 小学校に体操場を設置する際の面積基準が1904年に廃止された
B 運動場は学校教育法施行規制によって設置が義務づけられている
C 体操場の設置が進むにつれ各学校単位で運動会が行われるようになった
D 子ども1人あたりの尋常小学校は1坪以上、高等小学校は1.5坪以上とされた
E 近代学校制度が整備され体操が教科となる中で体操場の設置が進められた
解答 1 D 2 E 3 C
問22
1.硬木を切る場合は体全体の力でのこぎりを使うため、[ ]。
2.日本では鍛冶技術の進歩とともにのこぎりの性能が向上し、[ ]。
3.日本では木材をより精巧に加工することが建築職人に求められたため、[ ]。
A 15世紀ごろから薄い板材や角材が建築に使えるようになった
B のこぎりが折れてしまわないように歯を厚く作る必要がある
C 微妙なコントロールができるのこぎりの引き使いが普及した
D 西洋におけるのこぎりの押し使いは硬い木材を加工するためのものである
E のこぎりの歯は厚ければ粗い切断面になり薄ければ滑らかな切断面にする
解答 1 B 2 A 3 C
問23
1.[ ]、捕らえて食べてみて味のまずさや毒性を学習する。
2.[ ]、天敵にとって味の悪い種や毒性成分をもち種に見られる。
3.[ ]、それは鳥から目立たない隠ぺい色と鳥にアピールする警告食である。
A 昆虫の体の色は大きく2つに分かれるが
B 派手で目立つ体色は天敵に対する警告であり
C 刺激の強い色が味のまずさや毒性と結びついて記憶に残り
D 生息する環境にまぎれるような体色は点滴の眼から逃れるためで
E 鳥は味が悪く毒性がある昆虫を本能的に知っているわけではなく
解答 1 E 2 B 3 A
問24
1.人間の体は60兆もの細胞から構成されていて、[ ]。
2.意識からの中央指令に基づいて体が動くという人間観は、[ ]。
3.体内には神経処理や代謝処理の膨大な情報流が渦巻いているが、[ ]。
A もはやすっかり時代遅れになってしまった
B つながった情報流の一部だと考えることが必要だ
C 自由な個人の集まりだという常識を疑う者はいない
D それは複雑な情報処理が行われる社会だとすら言える
E その中で意識にのぼる部分はごくわずかにすぎないのだ
解答 1 D 2 A 3 E