2022.2.11

本当に好きなことについて

京都工芸繊維大 インターン

瑞慶覧翼


こんにちは、こんばんは、未来電子入社6ヶ月目、ディレクターの瑞慶覧です。

現在大学3年生で、就活を頑張っている最中です。

今日は、就職先にも通ずる私の好きなことについて書こうと思います。

私、実は結構しょうもない笑いが好きなんですよ。

しょーもないって言ったら、同じく好きな人に大変失礼なんですが、たとえば「銀魂」とか、「クセすご」とか、「酒のつまみになる話」とかほんと好きですね。

でも、これまた意外かもしれませんが、読書が本当に本当に好きなんです。

今日は、こっちの真面目な方へのマジの愛を語っていきたいと思います。

私の読書愛

私は本が好きです。

ジャンルは結構バラバラで、雑誌も新書も文庫も読むし、小説もエッセイもビジネス書も、読みたいなって思ったものを読みます。

好きになったのは中学2年の秋でした。

今もまだ売れ続けている「嫌われる勇気」がちょうど平積みされ出した時期だったと思います。

中学校の部活動で、ちょっとした人間関係のすれ違いがあって、まだ14歳で未熟すぎた私は学校を辞めたくなるくらい悩んでいました。

自分でも自分の気持ちが分からず、毎日憂鬱で自分の部屋に引きこもって泣いてました。

親も友達もどうせわかってくれないという気持ちしかなくて、完全にひねくれてました。笑

そんなとき、本屋に並んでいた「嫌われる勇気」という本。

今考えたら不思議ですが、なぜか読みたくなってお母さんに買ってもらいました。

読みながらいろんな感情が湧いてきました。

なるほどと唸るような考え方、共感して涙が出てくるようなセリフ、絶対に受け入れられない価値観、全く意味不明な理論もありました。

その言葉全てが、私自身の中にあった消化不良の言葉たちを昇華させる助けになりました。

これが「腑に落ちる」と言うことなんだろうなと、読破後本当にスッキリしました。

「本を読む」とは

本は、知識を得るためのものではないと思います。

本は、自分自身の現段階の価値観と向き合って新しい思考をインストールするものです。

私にとって、読書はインプットの時間ではなく、最も深くアウトプットできる時間です。

本は1冊読破するのにすごく時間がかかるし、インプットだと思っている人には非効率的かもしれません。

何か作業をしながら耳から聞いたり、要約サイトで調べたりした方が早いかもしれません。

それに、そんな時間とお金があるなら他の娯楽に使いたい方もいるでしょう。

でも、本でしか、読書でしか得られない時間と経験があると思います。

読書はよく作者の思考の追体験と言いますが、私もそれに賛成です。

もう少し言うなら、筆者の思考を辿りながら自分の思考を浮かび上がらせ整理する時間です。

本は、私にとって、どんな悩みでも何時間でもかけて付き合ってくれるカウンセラーみたいなものです。

数え切れないくらい救われたし、私に悩みを打ち明けてくれる友達にも役に立ってくれたんじゃないかと思っています。

その時々によって私が読みたくなる本は変わります。

本屋に並ぶ本も日々変わります。

私はその運命の出会いを逃したくなくて、結構頻繁に本屋に行きます。

毎回買うわけではなく、本屋をぐるっと一周しながら直感で「こいつは買うしかない」と思ったものを選びます。

就活とこれからについて

私は今全身全霊をかけて出版社に入ろうとしています笑

狭き門ですが、本に携わりたいという気持ちで今のところ折れずに進んでいられています。

自分が救われたような言葉を、一冊でも多く本当して残したいし、それが多くの人に届いてほしい。

エゴでわがままかもしれないけど、もうそれでもいいです。

おしつけです。ぜひ本を好きになってください。

まとめ

義務教育のせい(?)で「本=お勉強」というイメージが抜けず、力んでしまう方も多いでしょう。

でも、お願いだから、一冊読んでみてほしいです。懇願します。笑

最初から太い難しそうなビジネス書とか小説を選ばずに、詩集、エッセイ、短編集、絵本から行くといいと思います。

私は、特定の本をお勧めするのはあまりやりたくないです。

だって、その一冊があなたにとってつまんなかったらもう本読んでくれないかもしれないじゃないですか笑

しかも、好きな本ってその人の本質を表すものだから恥ずかしいんですよね。

てかそもそも、ここまで真面目に本への愛を書いちゃった時点でだいぶ恥ずかしいんですけど、だからおすすめの本は紹介しないまま終わります。

ぜひ、ついででもいいから本屋に行ってください。

そして、ピンときたものがあれば家に連れて帰ってください。

面白かったら私にも教えてください。


この記事を書いた人

京都工芸繊維大インターン

瑞慶覧翼